河北省:農民が不当拘禁 電気ショック加えられる
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 【明慧日本2012年5月28日】河北省邯鄲(かんたん)市に住む法輪功修煉者・高増さん(31歳男性)はすでに6カ月以上、邯鄲市労働教養所に不当に拘禁されている。教養所側は面会日前に家族に電話し、「面会に来てはならない」と通知したという。

 高さんは一家の大黒柱である。高さんが拘禁され、家には高齢の両親と妻、幼い息子3人(長男は6歳、三男は乳児)が取り残され、一家はつらい日々を過ごしている。高さんの親友や近所の人々は高さん一家のあまりにも悲惨な状況を見て、援助の手を差し伸べ、中共(中国共産党)当局の行為を非難した。

高増さんの妻と3人の幼い息子たち

 2012年4月16日、その日は教養所の面会日であった。教養所側は事前に、また高さんの家族に「面会に来るな」と電話をしてきた。しかし、家族は「高さんが警官にスタンガンで電気ショックを加えられた」という情報を聞いたため、心配して教養所に行ったが、やはり面会は許されなかった。4月24日になって、やっと家族は高さんと面会することができた。

 拘束される前、高さんは法輪功を修煉してから、「真・善・忍」に基づいて自分を律し、心身ともに健康を取り戻していた。しかし、2011年9月2日昼、成安県公安局工業区派出所の警官数人が突然、何の令状の提示もなく高さんの自宅に侵入し、高さんを強制連行した。その後、警官は不当に家宅捜索し、法輪功のチラシやDVDなどを没収した。その警官らの暴力行為を見た妻と子供たちは、強いショックを受け、子供たちは驚き泣き叫んだ。長男は戸棚の中に隠れて、恐怖のあまりなかなか外に出られなかった。

 その後、家族はあちこち奔走し、高さんの解放を求めたが、成安県公安局は家族に通知しないまま、2011年10月9日、高さんに1年6カ月の労働教養処分を下し、邯鄲市労働教養所に移送した。

  労働教養所で、高さんは「真・善・忍」の信奉を放棄しないため、2012年3月6日夜、警官にスタンガンで電気ショックを加えられ、心身ともに傷つけられた。その後、警官は高さんがこのことを外に漏らさないよう、「誰にも言うな」と高さんを脅した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/4/256684.html)     更新日:2012年5月29日
 
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