河北省:元教師が警察に暴行され意識不明
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 【明慧日本2012年6月4日】河北省の元教師のドウ平均さん(64歳男性)は先月26日午前中、沙河市建設銀行前で3人の警官によって押さえられ、心臓病のために路上で倒れ、30分ほど意識がなくなった。しかし、警官らはドウさんを病院へ運ばずに緊急措置も施さないまま、ドウさんが所持していた現金7200元(約8万5千円)をはく奪した。そして、周りにいた目撃者に対して警官の違法行為を非難した人を追い払ったり、強盗現場を撮った写真を抹消するよう脅したりした。

 その場で意識が回復したドウさんは、警官らの強行手段に驚きながら、「自分が法輪功修煉者であるため、罪もなく犯人扱いされ、乱暴に振舞われていました。先ほど銀行から下ろしてきた生活に必要なお金さえ強奪されました」と、大勢の目撃者の前で警官らの罪を暴露した。

 また「同郷よ、私の受けた迫害状況を聞いてください。法輪功を習う人は、中共の邪悪のデマと違って、誰もがその警官らのように盗難か強盗、一切の違法行為はしない良い人です。皆は心身ともに健康を求めて修煉に精進し、自己を律しています。しかし、私達は、正当な理由もなく連行や拘禁、恐喝され苦しめられました。私の家は、数回にわたって警官に侵入され、大量の家財を脅し取られました。私はほかの修煉者と同じように、修煉しているという理由で暴力の恐怖に晒される中、苦しい生活を強いられ、人権をさんざん蹂躙されています。現在、警官らに現金7200元を強奪されたため、これからの生活に支障をきたしました」と訴えた。

 ドウさんは1997年に法輪功を学び始め、病弱の体が回復した。翌年、武漢市で洪水の被害があったと知って、自分は貧乏にも関わらず、残りの貯金15000元(約18万円)を残らず寄付した。このような良い人が、法輪功を学んでいるという理由で、これまで洗脳や労働教養を受けて3回も不当監禁され、何度も家を荒らし回られ、当局から一連の迫害を受けてきた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/30/258263.html)     更新日:2012年6月5日
 
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