アムネスティ・インターナショナル 法輪功修煉者・王暁東さん救出を緊急に呼びかけ
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 明慧日本201265日】アムネスティ・インターナショナルは2012531日、法輪功修煉者・王暁東さん、妹の王俊玲さんを救出するため、緊急な行動をとるようメンバーに呼びかけた。アムネスティはできるだけ早く、関連機関、担当者に早急に以下の要求を提出するよう提案している。

 一、直ちに、王暁東さん及び王俊玲さんを無条件で釈放することを要求する。彼らは良心犯である。彼らはただ、平和的に言論と結社の自由を行使しただけで拘禁されている。

 二、中共(中国共産党)当局に対して、王暁東さん及び王俊玲さんが拘禁されている期間中、拷問や虐待がないことを保証するように要求する。

 三、王暁東さん及び王俊玲さんが、弁護士を自由に選択できるように保証することを要求する。

 アムネスティ・インターナショナルは、2012712日までに以下のメンバーに書簡を送るよう提案する。

 河北省長・張慶偉
 石家庄市橋西区維明南大街46号、郵便番号050051

 温家宝総理
 国務院弁公室
 北京市西城区阜右街2号、郵便番号100017

 泊頭市長・謝栄珂
 河北省泊頭市裕華中路 、郵便番号062150

 中国駐米大使・張業遂
 住所:3505 International Place,NW
 Washington, DC 20008, USA

 アムネスティ・インターナショナルの説明によると、拘禁されている法輪功修煉者・王暁東さんと王俊玲さんは、不法に拷問や虐待に直面しているという。彼らは良心犯である。彼らが拘禁されている理由は、彼らが平和的に言論の自由、結社の自由権利を行使したからだという。

 王俊玲さん、幼名・王暁美さんは526日、河北省滄州市で不当に拘禁された。王暁東さんは法輪功修煉者であるため、225日に拘禁された。

 王暁東さんが拘禁された後、王俊玲さんは兄を救出するために積極的に行動していた。俊玲さんは周屯村で3百戸の村民から兄を救出するために署名を集めた。その後、地元警察は署名した村民に嫌がらせを行なっていた。さらに俊玲さんは、兄が拘禁されたことの公開書簡をインタネットで公開した。そのため、俊玲さんは警察から脅迫を受け、やむを得ず流浪生活を強いられた。情報筋によると、俊玲さんが書いた公開書簡は、中共の常務委員会内部で閲覧されという。

 526日、俊玲さんが不当連行された際、彼女を援助していた唐建英さん、康藍英さんも同時に連行されたという。王暁東さんは学校の先生である。彼が拘禁された翌日、当局は警官40人を王さん宅に送り込み、現金や物品を不法に持ち去ったという。警察の説明では、王さんが拘禁された理由は、法輪功の真相を伝えDVDを所持していたためだという。

 (アムネスティ・インターナショナルの原文は中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/2/58406.html)     更新日:2012年6月6日
 
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