明慧法会|80年代生まれの若い大法弟子の修煉過程(二)
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本201267日】

 四、真相を伝えて、衆生を救う

 師父は『精進要旨』「実証する」の中でこのようにおっしゃっています。「そうであるならば、修煉者として一切の有利な条件を利用して、大法を広め、大法が正しいもので、真の科学であり、説教と唯心論ではない、ということを実証しなければなりません。これはすべての修煉者が自らの任務とすべきことです。この洪大な佛法がなければ、宇宙のマクロからミク ロまで含む、さらには常人社会の一切の知識に至るまで、すべてはないのです」と。ですから私は、生活の中の全ての有利な機会を利用して衆生に大法が迫害されている真相を伝えてきました。最初は真相チラシが足りず、私はペンと紙、両面テープを使って自分でチラシを作りました。チラシがないときは同修と一緒に古い鋼板とパラフィン紙を使って自ら印刷して配っていました。修煉の道で師父を信じていれば越えられない難関はありません。

 ある時、私が勤務している会社に外国の商人が来ました。これは師父が、真相を伝え、そして法と縁を結ばせるための機会を私に与えてくださったのだと思いました。当時、当地の環境はまだ邪悪で、彼は外国から投資をするために来たのだから、政府の者たちとの付き合いがあると思うと、私は少し迷いが生じました。彼の随行員が私を突き出してしまうのではないかと心配し始めました。しかし、すべての物事は法のために来たのであって、私は自分を守るために、ある生命を千万年も待ちに待った機縁を失わせるのは、師父の弟子にふさわしくなく、私(し)を修めるべきなのだと思いました。このように考えると、私の正念は強く、彼が去ろうとしたときに歩み寄り、英語で「真善忍は素晴らしい、法輪大法は素晴らしいということを覚えていてください。法輪大法は素晴らしい! 法輪大法は正法なのです! 周りの全ての人に教えてください!」と書いたチラシを彼に渡しました。私が「わかりますか?」と聞くと、彼はうなずき、「ありがとうございます! ありがとうございます!」と、2度、私に言いました。私の心配事はすぐに無くなり、ただ衆生が真相を知ったことへの喜びで一杯でした。

 またある時、2人の人が店に来ました。私は2人に大法の真相と素晴らしさ、そして中共(中国共産党)当局の邪悪さと、どのようにして中共から脱退すればよいかを伝えました。すると、中の1人が「私があなたを通報するのを恐れないのですか?」と言いながら、携帯電話を取り出して番号を押し始めました。その人の行動に驚いた私は、すぐに彼に向って発正念をしながら「私はあなたを救おうとしているのに、あなたは私を陥れようとするのですか。あなたが恩を仇で返すような人だとは思えません!」と言うと、彼はすぐに笑顔になり「あなたの言うとおりです。私たち2人には話してもいいが、他人には言わないようにしてください。今はどのような人でもいますから」と言いました。私は「あなたの好意に感謝します。言うべきことと言うべきではないことを分かっています」と笑顔で彼に言いました。最後に彼らは匿名で脱退し「時間があればまた聞きに来る」と言いました。危険なように見えますが、師父を信じて、正念で対応していれば、希望は見えてきます。

 真相を伝えるとき「誰に伝えようか」と考たとき、師父はその人を私のところまで案内してくださいます。そして私の知恵は途絶えず、質問に答えられないということはめったにありません。初めのころは1人しか脱退させられませんでした。私が「同時に何人かの人を脱退させられないのか?」と考えると、師父は3人同時に私の前に出現させてくださり、3人は真相を聞いたあと脱退しました。真相を伝え出したばかりの私にとっては、大きな励ましでもあります。師父の行き届いたご加護と、衆生が救われるようにとの手配を、感じ取ることができました。

 私は、仕事環境が常に変わるため、どこに行っても、そこの衆生に大法の素晴らしさと真相を伝えました。

 ある時、工場に仕事に行った時、まず回りの同僚たちに真相を伝え、その後、上司にも伝えました。この時「上司が許可しなかったらどうしよう」と、少し心配しましたが、三界にいるすべての生物はみな法のために存在しているわけで、周囲の環境は、師父が大法弟子の修煉のために心を込めて作りだされたものだから、怖がる必要があるのでしょうか。「恐れる心がなくなれば、あなたを恐れさせる要素も存在しなくなります。(『最後の執着を取り除こう』と師父はおっしゃっています。私は、心底から気がかりがなくなり、私の側に来る人はみんな私と縁がある人と思い、ひとりも見逃さず真相を伝えました。私は、見事に仕事をこなしてきたため「法輪功を修煉する小娘が一番優秀だ!」と、すぐに会社で広がりました。社員たちは時間があれば私の仕事ぶりを観察しにくるので、私はこの機会を利用して彼らに真相を伝えました。時には一日に20人以上も脱退させることが出来、それから、上司と社長も私の側に来て「脱退する」と言いました。

 私の生活環境は常に変わるので、経文を学ぶ場所もありません。ですから、私が学法したいと強く望んでいるとき、師父同修に経文を見させてくれるように手配してくださいます。

 修煉の道で、法と同化し、衆生を救う喜びがあれば、転んだあとの痛みも後悔もあります。今日まで、コツコツと歩いて来られたのは、一歩ごとに師父の無限の慈悲なるご加護が含まれているからで、浴びてきた無限の佛恩に言葉を失い、私の命を使っても師父のご恩に報うことはできません! 師父が延長してくださった時間の中で、私はさらに精進し、すべての人心を無くし、多くの衆生を救いたいと思います! 師父の喜びを増やし、ご苦労をできる限り無くしたいと思います!

 師父のご恩に感謝いたします! 合掌!

 (完)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/28/249215.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/21/130246.html)     更新日:2012年6月8日
 
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