「真相を理解した人々」 三話
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明慧ネット2012610日】

 1.「これからは、法輪功に対する悪口を一切信じません」

 ある日、私は40代の男性2人が木陰で世間話をしているのを見かけました。そこで私は挨拶をして、真相を伝え三退を勧めました。「法輪大法は佛法で、『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』と覚えていてください」と彼らに伝えました。その時、「あなたは法輪功修煉者ですね。話を聞いてもらいたいので、ここに腰かけてください」とそのうちの1人が言いました。これは彼の体験談です。

 彼は話し始めました。「これは何年も前の話です。私は運転手ですから、日常的によく長距離運送をしていました。ある深夜2時か3時ごろ、途中で車が急にエンストしてしまいました。点検すると、ガソリンがありませんでした。車には私のほかに誰もいませんし、貨物を満載していました。こんなご時世ですから、私は貨物が心配で、車から離れられませんでした。誰かに助けてもらいたかったのですが、深夜で町外れでもあり、また真っ暗で、往来する車も少なく、わざわざ車を止めて手伝ってくれる人がいるでしょうか? しかし、それが分かっていながら、私は車を降りて手伝ってもらえる人を待っていました。しばらく待っていると、バイクに乗った人が目の前に止って、「何か手伝うことがありますか?」と聞きました。私は驚くとともにとても嬉しくて、ガソリンがなくなったことを告げました。彼は「ここから3キロメートル先に、ガソリンスタンドがありますよ」と教えてくれました。私は「車から離れられないし、ガソリンを入れる容器も持っていません」と伝えました。「心配しないでください。家に戻って容器を持って来ます」と彼は言い、素早くバイクに乗って行きました。もしその人がほかの人を呼んで来て、貨物を奪って行ったらどうしようと私は急に気づいて、心配になってしまいました。しかし、車が動かないので仕方がありませんでした。 

 しかし10分も経たないうちに、彼は容器を持って、1人で帰って来ました。私は安心して嬉しくなりました。彼に50元を渡し、「ガソリンを買ってきてください」と頼みましたが、彼は「今はまだいいですよ。帰って来てから、いただきます」と返事して、ガソリンを買いに行ってくれました。私はこんなに良い人に出会って、とても幸運だと思い、彼に感謝し、20元の礼金を渡そうとしました。しかし、彼は「お互いに助け合うのは当たり前ですから、お金は受け取れません」と言いました。彼は「私は教師で法輪大法を修煉しており、大法弟子であれば誰でも同じようにします」と言いました。そして、真相資料の小冊子とCDを取り出し、「あなただけでなく、家族の人にも読んでもらってください」と言いました。私は「必ずしっかり読ませていただきます」と承諾しました。お互いに喜んで握手をして「さようなら」を言いました。

 彼は話し終わってから、「これからはもう、法輪功に対する悪いことは一切信じません」と言いました。彼は仲間と一緒に三退をしました。今後は他の人に法輪功は素晴らしい」と伝えると言いました。

 2.大学生「できません! 私にはできない!」

 私はある大学生に法輪功の真相を伝えたことがあります。人権問題について話していた時、大学生「過去に比べると、もうずいぶん良くなっていますよ。怖くて言えないようなことがないからです」と言いました。そこで私は「では、三つの文字を教えるわ。この三つの文字を胸の前に書いて、歩道に立つ勇気がありますか? これはいい意味だし、交通の邪魔をしないし」と言いました。この話を聞いて、彼は「どういう文字ですか」と聞きました。しかし「真・善・忍」だと聞くと、すぐに彼は「できません! 私にはできない!」と答えました。「警察がすぐ来るからね」と私は笑いながら言いました。彼は突然、何かが分かったようでした。彼は「共産党から脱退したいです。お願いします」と、真剣な顔で言いました。

 3.「中国共産党はどんな悪事でもする」

 私はある日、中共(中国共産党)党員のある知り合いに出会いました。中共当局生きている法輪功修煉者の身体から臓器を取り出す「臓器狩り」の真相を彼に伝えた時、「法輪功修煉者が捕えられたら、残酷な拷問を加えられるということは知っていましたが、臓器を取り出すことはまだ聞いたことがありませんでした。でも信じます。ずいぶん前に、中共はすでに『われわれ共産党はどんな奇跡でも作り出すことができる』と言ったことがあります。実はどんな悪事でもすることができるという意味ですよ」と彼は言いました。

 彼は喜んで三退をしました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/7/258613.html)     更新日:2012年6月11日
 
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