黒竜江省:「死亡収容所」 牡丹江刑務所の迫害実態
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 【明慧日本2012611日】黒江省牡丹江(ぼたんこう)市に在住の法輪功修煉者・王永強さんは2002年初め、牡丹江市愛民支局の国保(国家安全保衛)大隊と610弁公室の警官らによって、多数の法輪功修煉者と共に一斉に逮捕された。当時、不当連行されたのは、王さんの他に、張吉良さん、李慶俞さん、高英さん、呉秀紅さん、呉秀華さん、程風英さん、魯永風さん、曹迎春さん、劉昆さん、趙欣さん、關日安さんなどである。

 その後、王さんは約1間、不当拘禁され、収容施設で受けた拷問により腰椎に深刻な障害を負い、足も骨折した。しかし王さんは、何の手当ても受けられないまま、2003年に尖山子刑務所へ移送された。王さんはさらに、偽りの罪名により懲役15年の重刑判決を宣告された。不当判決を宣告された王さんは、牡丹江刑務所に拘禁され続けた。

 牡丹江刑務所は「死亡収容所」と呼ばれるほど残酷な処遇をとることで知られ、法輪功修煉者を拘禁し迫害する邪悪な施設である。22カ所の監獄区は、5千人を超える受刑者拘禁されており、30坪の部屋に50人もの受刑者閉じ込められている。この施設で仮に修煉者が死亡したとしても、迫害手段がどれほど残酷で人道的であって、罪に問われることはなく、すべて正当化される。施設側は転向」のノルマを達成するため、修煉者を死ぬ寸前の極限まで拷問し、迫害している。そのため既に、於軍修さん、汪継国さん、李儒清さん、潘興福さん、魏暁東さん、寧軍さん、杜世良さん、張洪権さん、孔祥柱さん、呉月慶さん、金宥峰さん、康運誠さん、白霜さんなど13人の法輪功修煉者が迫害の末に殺害され

 また、各監獄区の責任者は、上層部への莫大な上納金を賄うため修煉者を各種の生産工場で強制労働に従事させ、ノルマを設けて受注品を作らせている。また、食料管理の担当者が汚職をしているため、修煉者は家畜用の飼料しか与えられず、常に飢えにさらされている。

 現在、王さんは同施設で受けた残酷な拷問により、脳出血を起こして病院へ搬送された。家族は命の危機に晒されている王さんの安否を心配し、当局に一時出所による治療を求めている

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/6/258576.html)     更新日:2012年6月12日
 
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