明慧法会|身をもって手本を示しながら真相を伝える(一)
■ 印刷版
 

文/黒竜江省の大法弟子 

 【明慧ネット2012619日】偉大なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 私は教師で、生徒達に真相を伝えることが私の役目だと思っています。数年にわたって生徒達に真相を伝える中でのいくつかの体験を下記に書き出して皆さんと交流し、師父にご報告させていただきたいと思います。

 一、授業中に真相を伝える

 師父は「法を学びて法を得る 学んで比し修して比す 事々く対照し 做すところ到るは是れ修」(『洪吟』「実修」)と説かれました。普段、生徒達と接触する中で常に自分を修め、生徒に丁寧に話すように心がけました。ある日練習問題を配っている時、普段あまり勉強しない生徒のところで練習問題の用紙がなくなりました。他の生徒達が問題を解いている間、私は他のクラスに修煉問題の用紙が余っていないか探しに駆け回り、練習問題を持って自分のクラスに戻って来た時、待っていたその生徒は涙を浮かべて「先生は本当に良い人ですね」と感動しました。

 また、生徒がいたずらをしても厳しく叱責しないで穏やかな言葉で説得しました。次の授業が始まるまでに黒板がきれいに拭かれていなくても、その場で日直当番を叱らずに自ら拭きました。チョークが地面に落ちたらすぐに自分で拾い、教室の後ろにある壁掛け時計が止まったら自費で電池を買って生徒に交換してもらいました。病気で休んだ生徒には自分の休み時間を利用して受けていない講義を個別に補講して、講義時間内に生徒達に全ての講義内容を伝授しました。どうしても時間内に講義が終わらなければ、自習時間を利用して授業を行い、絶対にお金を取って補講をしませんでした。生徒からの贈り物を一切受け取らず、どうしても断りきれない場合は返礼という形で返しました。

 ある日、喉が痛くなり話す事すらできなくなったとき、それを知った二つのクラスの生徒達は下校後に果物を買って見舞いに来てくれました。もう一つのクラスは自らお金を出しあい見舞金として400元も集めて持ってきてくれましたが、私は受け取れない理由について丁寧に説明して固辞しました。彼らはそれを聞いて敬服の意を表しました。私はお金を「真相紙幣」に換えて皆にそっくり返しました。

 実は以上述べた事ができるようになったのは、数年にわたって絶えず法を学び、絶えず常人の心を取り除いたからです。日頃はよい言行で身近にいる生徒達を感化しています。「真相伝え」と「三退の勧め」を生徒達は喜んで受け入れ、誠意を持って「法輪大法は素晴らしい」「真善忍は素晴らしい」を暗唱したので、生徒が福に報われる事も度々起きました。

 二、代講中に真相を伝える

 数年にわたって同僚が休んだため、2回ほど代講したことがありました。三つのクラスの講義を持ちながら二つのクラスの代講をすることがありました。しかも全て卒業クラスで授業は毎日78単位もありました。代講クラスで講義を行う際も自分が担任しているクラスと同じようにと自分を要求しました。利己心、惰性、顕示心などの良くない人心が現れてきたらすぐに取り除き、「自分は大法弟子だ」と自分に言い聞かせました。1カ月が経過したある日、私は代講クラスの生徒達に「講義の負担が重くても私の熱心さと体力がここまで保ってこられたのは全て法輪功のお陰なので、最終の授業時間を利用して真相を伝えたい」と話して、善良つ無実の大法弟子が残忍な迫害を受け続けている真実を伝えたとき、3分の2の生徒が驚いた事に同情の涙を流しました。

 最近また80人余りの生徒がいるクラスで7日間の代講を行いました。最終授業の様子を見に来てくれた担任の先生はなかなか教室を離れようとしませんでした。授業の終わる時間まで残り78分になって、真相を伝えるべきかどうか迷っていると、「立場は揺るがない」という文字が脳裏を過ぎりました。正念を貫き、生徒達に真相を伝えるべきだと師父がご教示くださいましたので、私は生徒達に話し始めました。

 「この学級は素質が良く学習の気風がよく、われわれの学校の希望です。ここまでなるのに担任の先生が蔭でどのぐらいご苦労なさったかあなた達は永遠にわからないでしょう。担任の先生は用事があって1週間来られないため、何度も上司のところに代講の依頼に足を運んでおられました。一旦授業を遅らせると取り戻すのは難しいと担任の先生はよく分かっておられるからです。最近は無償で代講することは皆無に近く、このような現実社会、代講の調整も難しかったのです私は自分の授業だけでいっぱいでしたが、迷うことなく代講の要請を受けました。代講クラスだからといって適当にごまかすようなことはしませんでした。

 しかし私は同僚から自分の担任クラスだけでも毎日6単位の授業があって疲れるのによく代講を引き受けたね、どうしてなの? もし私だったら絶対にやらないよと言われたり、またあなたは本当に頼みやすいお人好しだねと言われたりしました。実は私はお人好しではありません。17単位の授業で講壇に立ちっぱなしの辛さは自分によく分かっていますが、常にどこにいても良い人でいるように、無私で他人の為に尽くすように、他人の事にも責任をもつ良い人になるようにと私に教えてくださった人がいらっしゃいます。その人の教えを守って今日まできました。7日間の代講を通じてあなた達の勉強には全く影響が出ませんでした。この全てを教えてくださる人に感謝すべきではありませんか?」と話すと、生徒達は頷きました。

 そして私は大きな声で「その方は李洪志先生です」と言いました。「あなた達はこれを聞いたら、もしかしたら自殺や、殺人などが頭に思い浮ぶかもしれませんが、実はそのすべての情報は真っ赤な嘘です。『天安門焼身自殺事件』は江沢民1人の意思による捏造です。善良な人々を罪に陥れましたが、現在は世界中の30余りの国で50以上の法廷で起訴されています。悪人には必ず因果応報の報いが来ます。法輪功修煉者は誰よりも正直で、無私で、善良な良い人々です。皆さんが今後『真・善・忍』を基準にして良い人になるように期待します」と話し終えたとき、担任の先生は大きく私に頷きました。私の言動を通じて子供達に「真・善・忍」の素晴らしさを感じてもらうだけでなく、担任の先生も真相が分かったようでした。

 (続く

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/19/249098.html)     更新日:2012年6月20日
 
関連文章