河南省:鶴壁市の法輪功修煉者に懲役5年の不当判決
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 【明慧日本2012年6月21日】河南省鶴壁市に住む法輪功修煉者・王保花さんは、不当に連行されて迫害を受け、80キロあった体が極度に衰弱し、痩せこけている。今年2月23日、王さんは懲役5年の不当判決を言い渡され、新郷女子刑務所で拘禁された。現在、王さんの体は依然として好転しておらず、家族が一時出所を要求したが、刑務所は条件を満たしていないという理由で引き続き拘禁し、迫害している。

 2011年6月24日午後4時過ぎ、放浪生活を余儀なくされている焦作市の法輪功修煉者・李桂栄さんと王さんは、鶴壁市の借家で連行された。鶴壁市610弁公室のメンバーをはじめとして、湘江派出所の10数人の警官らはコンピュータ・プリンタ・法輪功の資料・8千元あまりの現金と王さんの通帳を没収した。また大家を恐喝し、半年分の家賃を奪い、さらに大家に対して罰金を科し、不当に一日拘留した。 

 李さんは60代の女性であるが、警官らは連行する際、李さんの腕を力強く捻じっていた。李さんは留置場で「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と大声で叫んだ。李さんは恐喝され、迫害されたため、高血圧・心臓病の病状が現れ、6月28日、生命の危険に晒されて病院で緊急措置を取った。しかし、迫害が止むことはなかった。7月6日、警官らは李さんに書類を見せないまま署名を強制した。李さんが拒否すると、数人がどっと押し寄せて李さんの手を掴んで無理やり署名させようとした。焦作市博愛の610弁公室副リーダーと鶴壁610弁公室のリーダーは、李さんを尋問した時に、李さんは意識がもうろうとして卒倒したにもかかわらず、大手を振って立ち去った。7月22日、李さんは博愛県の留置場まで移送され、引き続き迫害されている。 

 王さんは連行された後、不当に鶴壁市留置場で拘禁された。現在、王さんは高熱が下がらず、体が冷たくなったり熱くなったりして、水も飲めず食べ物も入らない状態で、体が衰弱したため何度も転び、腕を骨折した。しかし、引き続き迫害され、2012年2月23日、鶴壁市裁判所は王さんに対して懲役5年の不当判決を言い渡した。

 他にも、鶴壁市で放浪生活を余儀なくされている許昌市の法輪功修煉者・シン偉偉さんは、李さんと王さんと同日に連行され、鶴壁市留置場に拘禁された。そして、今年2月23日に懲役2年の不当判決を下された。 

 国際社会の人々が鶴壁市で起きている迫害に関心を寄せ、善良な法輪功修煉者を救援するよう望む。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/12/258803.html)     更新日:2012年6月22日
 
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