黒竜江省:無罪の市民 刑務所で拷問され瀕死状態に(写真)
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 【明慧日本2012年6月22日】黒竜江省伊春(いしゅん)市に在住の法輪功修煉者・関素明さんは、黒竜江省女子刑務所で残酷に迫害され、高血圧や心臓病、けいれんなどを引き起こし、瀕死状態に陥った。しかし、刑務所側は、関さんが修煉を続けていることを理由に、一時出所による治療を許可しないという。

関素明さん

 2009年9月5日、関さんは北京市で不当に連行され、同市豊台刑務所に収容された。1年後の2010年9月20日、懲役8年の不当判決を言い渡された。

 2011年6月26日、同市大興天河刑務所に移送されたが、入所後も法輪功の煉功を続けた。関さんは、囚人服の着用を拒否し、修煉者としての意志を貫いてきた。

 2012年2月25日、関さんは長時間、背もたれのない小さな椅子に座らされ、朝から晩まで目を開けたまま、動くこともできずに座る姿勢を強要され、肉体的・精神的苦痛の限界に達し、2日後に倒れた。関さんは緊急措置を受け、瀕死状態から目が醒めた。

拷問の実演:長時間、小さな椅子に座らされる

 3月13日午後、関さんは、刑務所の病院で検査を受けた結果、あまりにも衰えていたため、医師が点滴注射の針を血管に入れた途端、意識を失った。

 22日、病院の検査により高血圧、心臓病、冠状動脈性硬化症による痙攣(けいれん)などによって、命に危険があると診断された。

 関さんは、一時出所による治療を何度も求めたが、刑務所側は拒否し続けた。しかし、関さんが拷問により瀕死状態になると、彼らは責任追求を恐れて、一時出所による手続きを取ろうとしたが、依然として法輪功を放棄するよう圧力をかけ続けた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/17/259020.html)     更新日:2012年6月23日
 
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