【明慧日本2012年6月22日】サンフランシスコの法輪功修煉者は今月16日、チャイナタウンに集まり、中共の暴徒による暴行を制止し、十数年にわたる法輪功への迫害を停止させようと呼びかける活動を行った。法輪功修煉者たちはチャイナタウンの各所で横断幕を掲げ、パネルを持ち、「真相の長城」を作って人々に真相を伝えた。
「暴徒による法輪功修煉者への暴力をやめさせよう」 |
「江沢民、羅幹、劉京、周永康に法の裁きを!」 |
「サンフランシスコでの法輪功修煉者への迫害をやめさせよう」 |
「法輪功修煉者への残酷な迫害を制止しよう」 |
「暴行犯に法的措置を!」 |
「中共の暴徒が暴力を振るう場面の録画を見る民衆」 |
パネルによる「真相の長城」 |
スピーチをする大方さん |
スピーチをする王さん |
6月10日、中共の暴徒に暴力を振るわれた王さんは、10歳の時に母について法輪功の修煉を始めた。1999年7.20以降、母は不当に2回判決を言い渡され、いずれも刑務所で残酷に拷問を受けた。
同日、王さんは頭を中共の暴徒に連続して殴られた。しばらくして、暴徒は駆けつけてきた警官に連れ去られた。アメリカに来てから、中共の虚言が世界各国に浸透していることを初めて実感したと、王さんは述べた。
暴徒に襲われたもう1人は、大方さんという女性だ。大方さんは中国で中共による残酷な迫害を経験した。大方さんの妹は10年前に北京へ陳情に行ってから拘禁され、迫害されて死亡した。30歳過ぎの若さだった。兄は民衆に真相を伝えただけで、不当に12年にわたって拘禁されており、いまだに刑務所に拘禁中。大方さん本人も拘禁され、殴打された。
九死に一生を得て、やっと昨年アメリカに着いた大方さんは「私はここで、死亡した妹や拘禁されている親戚たちのために呼びかけることができ、自由にここで中国人に真相を伝えることができると思っていました。しかし、6月10日に殴打されたことに私はショックを受けました。どうして真、善、忍を信条とする善い人が自由、民主、人権を立国の根本とする国で暴徒に攻撃されたのでしょうか。この問題は、サンフランシスコの全ての役人や民衆にとって避けられないことであり、みんなの良心を呼び覚ましています」と語った。
「その日に攻撃された後、私はパネルを持ちながら街に立っていましたが、心は平然となれませんでした。中共に迫害されて死亡した妹、刑務所でいまだ痛めつけられている兄、随時に不当連行に直面する幾万人もの中国国内での法輪功修煉者、自身が中国で中共に殴られた情景が次々と頭に浮かんできました。アメリカで同じ中国人に殴られたことは本当に意外で、私は涙が止まりませんでした。正義感のある通行人は、泣いていた私に『泣かないでください。知っていますよ、あなたたち法輪功修煉者はみんな良い人です。中国領事館がずっと人を雇ってあなたたちを攻撃しています。皆あなたたちを支持しています』と励ましてくれました」と、大方さんは述べた。
同活動に参加した法輪功修煉者・黄さんは「中共は法輪功に対してでっち上げの宣伝手法を使い、法輪功を憎むように民衆の感情を煽りました。我々がここで活動する目的は、まさに中共の虚言を識別し、真相を知るように求めているのです」と語った。
アメリカに来て20年あまりが過ぎた陳さんは、「暴力は絶対にやめてほしい。アメリカには言論の自由があり、誰にでも自由に自己の観点を表す権利があります」と言った。
オレゴン州から観光に来たマッキさんは、法輪功修煉者が中共の暴徒に攻撃されたことを聞いて非常に驚いたという。「ここはアメリカで、絶対に暴徒を制止したいですね。法輪功、知っていますよ。あなたたちを支持します」と語った。
多くの観光者や市民は、暴徒による暴行や、中共による法輪功への迫害を譴責した。また、このようなことをもっと多くの人に知らせるべきだと主張する人も多くいた。