大連市:流通会社の女性部長 姉妹とも不当判決
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 【明慧日本2012年6月28日】遼寧省大連市に居住していた王春彦さん(50代女性)は、流通会社の部長を務めており、職場では業界きっての敏腕家で、家庭では娘と2人暮らしの優しい母親であった。2007年8月14日、春彦さんらが乗っていた車が不審者に止められ、車内の娘と共に強引に体を押さえ付けられたまま、秀月派出所へ連れ去られた。そして拘留中、親子は狂暴な尋問を受けた。ビンタを食らわされたり、冷水をかけられるなどの虐待も加えられた。一方で、同日に王さんの2番目の姉・春栄さんと2番目の姉・春英さんも、大連市国保(国家安全保衛)大隊に捕まった。その後、彼女達が法輪功を学んでいるとして、なんら罪状もないもとで春彦さんに懲役5年、春栄さんに3年4カ月、春英さんに2年3カ月の不当判決を宣告された。

 春彦さんは入所後、遼寧省女子刑務所で不当に拘禁されていたが、刑期満了の2カ月前の2012年6月頃、転向を目的に撫順洗脳班まで移送され、更なる迫害を企てられた。

 春彦さんは、かつて第8監禁エリアで拷問により1日に3回も失神して口から白い泡が出て、心拍も止まるほど瀕死状態に陥った。4年10カ月の獄中生活において虐待や拷問を受けたことで、体が極度に衰弱し、心臓に支障を来たし、高血圧を患った。家族は、歩けなくなり、胸痛で息の弱い春彦さんの様子を知り、迫害の残酷さに衝撃を受け、治療のために釈放を求めた。しかし、施設側は依然として春彦さんの安否を無視したまま家族の幾たびもの要求を拒否し、春彦さんを拘禁し続けた。

 上記のように、中共当局が中国の各地域で行っている法輪功への各種の迫害は、自国内の人々や国際社会から非難され、現在、世界中の正義ある人々は続々と立ち上がり迫害に反対している。中共の法輪功への弾圧政策のもと、彼らに利用されている警察などの司法部門に対し、修煉者への迫害を一刻も早く停止するよう呼びかける。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/24/259317.html)     更新日:2012年6月29日
 
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