黒竜江省:ジャムス市民が連行され 家族も拘束される
【明慧日本2012年6月28日】黒竜江省ジャムス市に住む法輪功修煉者・霍(かく)金平さんは今年3月13日、同じく修煉者の郭静芬さんの自宅で、郭さんともう1人(姓名不詳)といたところ、家の周りを3台のパトカーに囲まれた。翌朝3時頃、家宅侵入してきた警察は3人を一斉逮捕した。霍さんが不当連行されるまでの1カ月間、黒竜江省の警察に尾行されていたため、明らかにこの迫害は事前に企てていたものと思われる。被害者3人は、一度は向陽公安支局まで連れ去られたが、警察当局による面会禁止措置がとられたため、現在どの収容所に拘禁されているか分かっていない。
家族6人は4月5日、市公安局へ霍さんの状況を尋ねに行ったが、うち5人が法輪功を修煉しているとして、警察は6人全員を逮捕し、身柄を拘束した。霍さんの家族は、50日間を超える不当拘束のうえ、多額の金銭を脅し取られ、一部が釈放された。
釈放された王燕欣さんは、拘禁された時に多大な苦痛を感じ、獄中生活の71日目に自力で生活できなくなるほど持病が深刻化した。一方で、体の不自由な王さんの兄・延綏さんは会うことのできない妹の名前をつぶやきながら、無念の思いを抱いたままこの世を去った。それ以前、延綏さんは体が不自由ながらも十数回にわたって公安支局や収容所、検察庁を往復して妹の無罪釈放を求めたが、最終的に全ての要求を却下された。その後、親戚らの抗議によって、警察当局は燕新さんの一時出所による治療を許可した。しかし、延綏さんはすでに亡くなり、妹と最後に一目会うことさえ叶わなかった。
情報筋によると、最近、ジャムス市公安局は地元の修煉者に対して、新唐人テレビを所有している人を対象に取り締まる不法行動を画策しているという。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/24/259337.html)
更新日:2012年6月29日