河北省:法輪功修煉者の夫婦に不当判決
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 【明慧日本2012年629日】河北省唐山市に在住の法輪功修煉者・張維仲さん夫婦は2011年前後、警官により不当に身柄を拘束された。その後、張さんは2012317日に懲役2年、妻・鄧秀艶さんは2011628日、懲役46カ月の実刑判決を言い渡された。

 張さん夫婦は、法輪功の修煉を通じて、心身ともに元気になり、幸せな家庭を築いた。しかし、中共(中国共産党)が19997.20に法輪功への迫害を開始し、張さん夫婦は法輪功を学んでいるとして、さまざまな迫害を受けてきた。

 2010年、唐山市楊官林派出所の警官数人が数回にわたって、張さんの自宅の壁をよじ登って、張さんの家に不法侵入した。警官は張さんを連行を企んでいたが、張さんは不在だった。

 201114日、同市楊官林鎮の副鎮長と派出所の警官数人は再び張さんの自宅の壁をよじ登り、張さんの家に不法侵入した。警官は家にいた張さんの妻と、訪ねてきた従姉を連行し、張さんの家にあるプリンタ、法輪功の関連書籍などの私物を没収した。その後、鄧さんは豊潤区留置場に拘禁された。家族は、鄧さんが留置場に拘禁されている間、数回にわたって、楊官林派出所に行き、鄧さんの釈放を求めた。

 2011520日、張さんの母、姉、友人が再び派出所へ行って鄧さんの釈放を求めたとき、所長は張さんの母と友人4人を拘留し、留置場に15日間拘禁した。その後、張さんの母と友人3人は1年の労働教養処分を下された。張さんの母は執行猶予となった。

 2011614日、張さんは車で玉田地区へ行ったとき、玉田派出所と楊官林派出所の警官に連行され、豊潤留置場に拘禁された。

張さんが拘禁されて半月後、鄧さんは豊潤裁判所に懲役46カ月の実刑判決を宣告され、石家荘女子刑務所に収容された。

張さんの家族は、張さんの案件を弁護士に依頼した。弁護士は、張さんとの面会を何度も求めたが、許可されなかった。張さんの母は関係者部門に足を運んで息子との面会を求めたが、許可されなかった。

2012317日、豊潤裁判所は張さんに2年の実刑判決を下した。

その後、弁護士は張さんと面会ができた。弁護士の話によると、張さんは現在、健康状態が悪化していて、食べたものをすぐ吐き、毎日ベッドで横になっているという。

現在、張さんの家には70代の母と14歳の息子2人が残っていて、収入のない2人は親戚と友人からの援助で生活をしているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/10/258736.html)     更新日:2012年6月30日
 
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