甘粛省:迫害に断食抗議の法輪功修煉者 家族との面会も禁止
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 明慧日本2012年7月1日】甘粛省蘭州市の警官らは先月11日、12名の法輪功修煉者を不当に連行した。そのうち、李福斌さん、孫宏さんはすでに労働教養を強いられた。

 同市に在住の法輪功修煉者・汪彩霞さんは、先月31日に職場で連行され、龔(きょう)家湾洗脳班に拘禁された。家族は何度も面会を要求したが、全て拒否された。

 汪さんは連行された日から断食で抗議している。ほかの4人の法輪功修煉者・岳菩霊さん、張露蝉さん、金吉林さん、陳剣儒さんも相次いで断食を始めた。6月11日までに、断食している法輪功修煉者が皆、危篤状態になった。しかし、洗脳班側は釈放を拒否し、迫害を続けた。

 5人の法輪功修煉者の家族は事情を知り、今月11日の午前9時に龔家湾洗脳班に行き、釈放を要求した。

 午前中、城関公安局、安寧公安局、龔家湾洗脳班の警官ら10数人が、12名の法輪功修煉者・李福斌さん、孫宏さん、牛小琴さん、李萍さん、周偉さん、兀玲芳さん、呉玉英さん、付菊蘭さん、方さんなどを連行した。

 6月25日、李福斌さんの家族が面会を要求したが、関係者は「李福斌は22日に城関区張掖路派出所の警官らに引き取られた」と言った。家族は城関区張掖路派出所へ行き、釈放を要求したが、警官は「李福斌は血圧が高いため、桃樹坪留置場に送られた」と騙した。情報によると、李さんはすでに1年6カ月の労働教養を強いられているという。6月26日の朝9時、家族がまた張掖路派出所に行ったところ、「李福斌は現在、甘粛省平安台第一労働教養所にいる」と伝えられた。

 6月26日朝、 安寧留置場に拘禁されていた孫宏さんは、安寧公安局の警官により、甘粛省平安台第一労働教養所に送られた。孫さんも1年間の労働教養を強いられたという。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/29/259555.html)
 
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