四川省:60代の法輪功修煉者が暴行され骨折(写真)
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 【明慧日本2012年7月3日】四川省重慶市の万州区に在住する法輪功修煉者・張庭珍さん(60代女性)は先月19日午前7時頃、天子城五組という地域で法輪功の資料を配布していたが、それを理由に同区公安局に指示された不審者2人に捕まった

拷問の実演:引きずり

 その時、不審者らは、その場で張さんを地面に押し付け、「お前らを見張ってきた」と言い張った。そして横たわったままの張さんの腕を強く握って3メートル以上も強引に引きずり、張さんの肩を骨折させた。それでも不審者は、骨折の痛みに耐えられず失神した張さんに、「死んだふりをするな。死ぬまでこらしめても罪にならないと、当局から特権を受けているんだ」と脅迫した。

 その後、現場に来た警察が、張さんを沙河派出所へ送り込んだ。しかし、張さんはすでに肩の骨折が深刻化して肩周辺がうっ血し、肩に力が入らず、今にも倒れそうでしっかりと立つことができなかった。そして、病院で検査を受けさせ、張さんがひどい骨折に到ったと分かった警察は、致傷させた責任を逃れるため、拘束していた張さんを深夜2時頃に家へ帰した。

 2008年の北京オリンピック開催前には、中共当局により多くの法輪功修煉者及びその家族に災難が降りかかった。張さんもその多くの被害者の一人であった。当時、労働教養を科され、重慶市沙堡女子労働教養所で1年間拘禁され、迫害された。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/30/259584.html)
 
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