黒竜江省:ジャムス市の中学校教師 洗脳班に送り込まれる
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 【明慧日本2012年7月6日】黒竜江省ジャムス市の望江中学校教師・呂佳君さんは法輪功を学んでいるという理由で、常に中共(中国共産党)当局の政法委員会(610弁公室)、地元派出所から嫌がらせなどの迫害を受けていた。今年5月15日、呂さんは洗脳班に送り込まれたという。

望江中学
望江中学校

 呂さんは正直で、善良で、仕事熱心で、学生と同僚に良い教師だと公認されていた。呂さんは学校の衛生検査の担当のとき、自らごみを処理し、運動場にあるものもきちんと整理していた。冬に呂さんは学校の除雪器具が足りないと分かり、自制の除雪器具30個あまりを各クラスに配ったことがある。校長も全校大会のとき「呂先生に学べ」と言ったほどだ。

 呂さんは幼いころから虚弱体質で、冠状動脈性硬化症、胆嚢炎、胃炎、鼻炎、気管支炎、中耳炎、神経衰弱などを患い、辛い日々を過ごしていた。しかし、あるきっかけで、呂さんは法輪功と出会い、法輪功の不思議な出来事に惹かれて学び始めた。呂さんは法輪功の修煉を通じて、患っていた病気がかなり良くなった。

 しかし、1999年7.20、中共当局は法輪功に対する弾圧を開始した。呂さんは自らの体験から「法輪功は人に善を教える正法です。テレビの宣伝は嘘だ」と思い、法輪功への信奉を堅持した。そして、呂さんは人々に法輪功の真相を伝えた。そのため、ジャムス市政法委員会と望江派出所の警官がよく学校に来て、呂さんに嫌がらせをした。

 2010年3月23日、警官が学校へ行き、呂さんを派出所まで不当に連行した。

 2012年5月8日午前9時頃、学校の責任者は仕事中の呂さんに「政法委員会から話がある」と言って、呂さんを政法委に送った。政法委の警官は、呂さんに「お前は教師だから、少しはメンツを立てさせてやろう。自分から『洗脳班』に行け」と言った。

 警官が呂さんを不当に連行しようとしたため、呂さんはベッドのふちを必死に掴んで、抵抗した。その呂さんを、さらに数人の警官らが引っ張った。呂さんは大声で「あなたたちの行為は強盗と同じです。私は『真・善・忍』に従い、良い人になるように努力しているのが悪いことですか」と一喝した。すると警官は手を止めた。

 しかし、5月15日朝7時過ぎ、警官は呂さんの勤務先に行って、呂さんを不当に連行し、洗脳班に送り込んだという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/11/258755.html)
 
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