吉林省:竜潭区の法輪功修煉者 不当判決を画策される
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 【明慧日本2012年7月9日】吉林市竜潭(りゅうたん)区に在住の法輪功修煉者・李長海さん(66)は今年2月頃、「神韻公演」を収録したDVDを配布していたという理由で、竜区公安支局は李さんに対する不当判決を画策している。

 2月17日、李さんは、通行人に「神韻公演」のDVDを渡していたとき、竜華派出所の警官に発見されて不当に身柄を拘束された。李さんは家宅捜索や尋問、殴打による拷問を加えられ、吉林市刑務所に拘留された。その間、連続15日間も殴る蹴るの暴行を加えられ続けたため、精神状態が不安定になり恍惚とした状態が続いた。一方で竜華派出所と竜潭公安支局は、李さんを吉林市刑務所に拘禁しようと密かに動いていた。

 李さんが逮捕されてから1カ月後の3月26日になって、竜潭公安支局は李さんの逮捕状を発布したという。家族側は責任者の署名や逮捕理由などが書かれていない逮捕状を認めず、弁護士に李さんの無罪の弁護を依頼した。

 7月2日午前、家族3人は竜潭公安支局に出向いて、検察庁で立案されていない李さんの事実状況を述べ、李さんの無罪釈放を求めたが、警察はそれを否認した。家族が直ちに検察庁に電話をかけてその事実を証明したにもかかわらず、警察は口実を付けて家族を追い払おうとした。

 しかし、家族は警察の強圧を恐れることなく「『神韻公演』DVDは中国の伝統文化を広めるためのもので、不法なものではないと信じています。今回の迫害から、中共(中国共産党)当局によって法輪功が弾圧されて以来、中共に追随している警察がいかに悪らつかを知りました。『神韻公演』のDVDをよく確かめてから良し悪しを判断してもらいたいです」と反論した。

 最終的に警察は、家族の反論と李さんの犯罪理由の説明に困った挙句、何も言えなくなった。それでも、李さんと家族を会わせず、釈放を拒否した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/6/259873.html)
 
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