【明慧日本2012年7月10日】湖北省安陸市に住む法輪功修煉者・程子鵬さん(50)は今月1日、4年間の不当監禁から釈放されて間もなく、安陸市610弁公室、藩家台刑務所の共謀によって、再び湖北省洗脳班に連行され、迫害されている。程さんの家族や親戚たちは大変ショックを受けている。
7月1日朝、程さんの家族全員が早々に、同省沙洋藩家台刑務所の入り口で待っていた。午前8時頃、安陸市610弁公室の責任者、副責任者ら4人が車で刑務所の入り口に着いた。しばらく経つと、程さんは藩家台刑務所四監区の責任者によって、610弁公室の責任者の前まで連れて行かれた。責任者らは再び程さんを連行し、引き続き「勉強」(洗脳)させると言った。家族全員が強く反対したが、逆に脅かされた。
その後、程さんは湖北省の洗脳班に連行された。程さんは、藩家台刑務所で迫害されたため白髪になり、外耳に血管腫ができている。
程さんは元安陸市の建設銀行の職員だった。1996年に法輪功を修煉し始め、心身共に健康になった。修煉する前は不妊症を患っていたが、修煉後、2005年に中年になって子供ができた。今は息子が小学生になった。程さんは刑務所に監禁され、4年間と息子に会ったことがない。息子がいつも他の子どもが家族と一緒に遊んでいるのを見て悲しそうにしていた。
程さんは法輪功を修煉し、良い人を目指しているというだけで4年間に監禁された。家族みんなは刑期を早く終えることを待ち望んでいたが、再び連行され、年配の両親と息子は大きなショックを受けた。
程子鵬さんは何度も連行され迫害を受けた
2000年10月、程さんの家族5人は陳情するために上京したため連行され、安陸四里収容所に監禁された。監禁されていた間に程さんは各種の迫害を受けた。強制的に冷水で体を洗わされたり、手で便座を洗わされたりした。また、家に帰ると会社に解雇され、監視され、嫌がらせさせられたりした。
2001年6月23日夜、市公安局政保科の警官ら5人が強制的に程さんの家に侵入し、家宅捜索をした。そして、法輪功の書籍と他の物品を没収した。程さんは収容所に連行され、囚人に殴られ、迫害された。5か月監禁された後、沙洋労働教養所で不法に1年半の労働教養を科された。
沙洋労働教養所3大隊は麻薬中毒者、刑事犯などを監禁するところである。程さんは雪の中に片足で立たされたり、午前にしゃがまされ、午後に小さい椅子に座らされ、トイレにも行けず、強制的に奴隷のように働かされ、麻薬中毒者に殴られたりした。長期的に迫害を受けたため程さんは精神異常になり、血便が出た後に、重病のため一時的に釈放された。
2008年7月2日夜10時、安陸市の国保(国家安全保衛)大隊の警官、黄亜軍、府城派出所の警官らが街で程子鵬さんを連行し、四里収容所に監禁した。8カ月後の2009年2月10日、安陸市裁判所は家族にも知らせず、密かに程さんに対する裁判を行い、懲役4年の不当判決を下し、湖北省の沙洋藩家台刑務所に監禁し、迫害した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)