湖南省:元副巡査長が迫害され歩行困難に
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 【明慧日本2012年7月11日】湖南省湘潭(しょうたん)市の元副巡査長である法輪功修煉者・謝望明さん(40代)は2005年6月30日夜、国保(国家安全保衛)大隊の警官に不当に身柄を拘束された。そして、1年6カ月の不当判決を宣告されて拘禁された。謝さんは、出所後の2006年12月末に会社を無断解雇された。

 2008年3月、上層部門の湘潭市610弁公室が各地域の公安局や国保大隊、派出所に対し、修煉者を逮捕するようノルマを課した。その結果が、各下級部門の成績として評価される。そのため、湘潭市各地の警察は、修煉者に対して嫌がらせ・尾行・監視・見張り・不当連行・家宅捜索・尋問・拷問などの迫害を行い、多数の修煉者を不当に連行した。被害者は少なくとも10数人に上ったという。

 610弁公室、国保大隊は、中共(中国共産党)当局の権力の下で奨励に目がくらみ、迫害政策の業績を上げようと力を入れた。そして、上層部門に密告したとして、卑劣な手段を用いて不当に身柄を拘束した10数人の修煉者に対し、「国家政権転覆罪」という罪名を捏造した。最終的に湘潭市・検察庁・裁判所が結託して9人の修煉者に不当判決を宣告し、3人の修煉者に執行猶予を言い渡した。

 2009年1月4日、上記の被害者の1人である謝さんは、数人の修煉者と共に不法な裁判を開廷された。それにより謝さんは、7年6カ月の重刑判決を宣告された。

 謝さんは、武陵刑務所で偽善の手段と凶悪な拷問でさんざん苦しめられた。偽善に惑わされてしまった謝さんは「現職復帰」という条件に屈して「転向」を承諾した。現在、謝さんは歩行困難となっている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/10/260023.html)
 
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