山東省:妻の解放を求めた夫 10日間拘留される
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 明慧日本2012年7月12日】山東省威海市に在住の法輪功修煉者・馬麗娜さんは人々に法輪功の真相を伝えていた時、地元の警察に不当に身柄を拘束された。夫・沈松坤さんは妻の解放を求めて派出所へ行ったが、警察に不当に拘束され、10日間拘留された。

 今年5月24日、馬さんは夕食後、法輪功修煉者・於淑雲さんと一緒に街の人々に法輪功の真相を伝え、チラシを配っていたが、2人は帰って来なかった。翌日、夫は娘と地元の経済開発区公安支局に行き、妻の状況を聞いたが、警官に「皇冠派出所に行け」と言われ、同派出所へ向かった。同派出所の警官は、夫の沈さんに「昨夜9時30分ごろ、チラシを配っていた2人の女を、経済開発区国保(国家安全保衛)大隊が拘束した」と言った。

 その後、沈さんは国保大隊の警官と面会した。警官は「馬麗娜と於淑雲を刑事拘留した」と言った。沈さんが「妻はどんな法律を犯したのですか?」と聞くと、警官は「法輪功を利用して法の執行に違反した罪だ」と答えた。そこで、沈さんは「どんな法的根拠があるのですか」と尋ねると、警官は答えられなかった。その後、沈さんは娘と妻の着替えを持って留置場に行ったが、妻との面会はできなかった。

 5月26日午前9時ごろ、馬さんと於さんの家族たちが皇冠派出所に行き、2人の解放を求めたが、警官は「経済開発支局国保大隊に行け」と言った。家族たちが同支局へ行って手続きした後、中年の警官が出てきた。家族たちが事情を説明した後、その警官は「お前達は、政府が法輪功を取り締まっているのを知らないのか」と怒り始めた。沈さんは「民政部はただ1通の通知だけで法輪功組織を取り締まると言いましたが、うちの妻は健康保持のために法輪功を修煉していて、何の組織にも所属していません。それに、公安部が2000年に公布した39号文書の14の宗教の中に、法輪功は含まれていませんでした」と言った。

 その警官は「月曜日にまた来い」と言ったが、沈さんは「妻は犯罪者ではありません。法輪功の真相を伝えるのは言論の自由で、人に害を与えていません。被害者もいません。我が家には老いた両親と幼い孫がいますので、みんな妻を頼りにしています。無実の妻を早く解放してください・・・」と言っている途中、そばから4人の警官が飛び出して、沈さんを皇冠派出所に連行した。

 派出所で国保大隊の警官らは供述を捏造し、沈さんの署名もないままに、沈さんを「職場の秩序を乱した」という理由で、不当に10日間、留置場に行政拘留した。沈さんは6月5日、解放された。

 解放された沈さんは、妻が不当に2年の労働教養処分を下され、済南女子労働教養所に収容されたことを知った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/14/258896.html)
 
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