大連市:50人以上の法輪功修煉者 不当連行される
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 【明慧日本2012年7月12日】遼寧省大連市で今月6日、地元610弁公室の指示により、公安局国保(国家安全保衛)大隊をはじめ、各町村の派出所や中共の末端に連なる住民の自治組織の役人が、50人以上の法輪功修煉者を強制連行した。そして家宅捜索・嫌がらせ・暴行・欺瞞など卑劣な手段を用いて悪質な迫害を加えた。 

 当日朝5時頃、開発区黄海路派出所は、民家2階の窓から羅金玉さんの家に侵入した。妹の羅金薇さんと彼女の息子は、金玉さんを連行しないよう求め、警官に抵抗した。しかし、警官は逆に「人身攻撃罪」として、金玉さん一家3人を一斉逮捕した。また3人の身柄を拘束中、警官は金玉さんの一部の家財を没収した。

 当日朝6時頃、開発区在住の肖春玲さんは「水道料金の請求です」と言って激しくノックする音を聞き、ドアを開けた。その瞬間、強盗さながら家宅侵入してきた警官に捕まえられたうえ、肖さん一家全員が床に押さえ付けられた。こうして、肖さんと、夫と弟の男性2人が連行され、拘禁された。そして、4歳の娘が一人取り残された。

 当日朝10時頃、劉慶涛さんは路上で警官に車を止められ不当に連行された。それ以前の朝7時頃、警察はすでに劉さんの家に侵入していた。

 中長街在住の葉さんは妻と共に連行された。法輪功を修煉していない葉さんの息子は、両親への迫害を非難したため金州三里留置場へ収容された。さらに、家財を没収されるなど、被害額は数万元に上った。

 沙河口区在住の60歳過ぎの女性(姓名不詳)は、マンション4階の自宅にいたが、消防用のハシゴを使って侵入してきた警官に強制連行された。

 これらの迫害を受けた法輪功修煉者で、名前が分かっているのは、馬瑞田さん・肖桂蘭さんほか多数。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/9/259996.html)
 
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