黒竜江省:不当連行された法輪功修煉者 公安局で迫害され精神崩壊
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 【明慧日本2012年7月16日】黒竜江省東寧県に住む法輪功修煉者・苗福景さんは今年2月2日午前、1月9日に不当に連行された同県の7人の法輪功修煉者の家族と共に公安局へ行き、その場で公安局の元副局長によって連行された。その後、刑具を使って尋問された。現在、苗さんは精神が非常に不安定な状態が現れている。

 その5カ月後の6月27日、7人の法輪功修煉者に対して、東寧県裁判所で不当に裁判が行なわれた。法廷に現れた苗さんは意識がはっきりとせず、腕や顔を負傷しており、立って歩くことも困難な状態となっていた。話す声も弱々しく、ほとんどの記憶がなくなっていた。ただ、国保大隊の元警官から殴られたり、頭を打たれたりしたことだけ覚えていた。また、苗さんは砂を入れた袋でお尻を何度もひどく打たれ、寝ることもままならないほどだった。他にもさまざまな酷い目に遭わされ、もともと非常に健康だった苗さんがこのように何も分からない状態にまで変わり果てた。

 裁判が開かれる前に、苗さんと面会した弁護士は、苗さんの精神状態が非常に深刻な状態となっていることに気づいた。現在、苗さんは痩せこけてしまい、40歳過ぎであるが全く老人のようである。

 弁護士は開廷前、保証人を立てることを裁判所に申請したが、それから10日以上経っているが、何ら返答もないという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/13/260159.html)
 
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