【明慧日本2012年7月17日】甘粛省天水市甘谷県の農婦・牛連娃さん(47)は、1998年10月に法輪功を学び始めて以来、法輪功の「真・善・忍」の原則に従ってより良い人を目指し、幸せな家庭を築いていた。牛さんは近所の誰とでも睦まじく暮らし、思いやりをもって他人の事を優先して考え、己を律していた。また、長年悩まされていた持病も全快し、14年来、病気一つなかった。
今年6月1日午後3時頃、家で昼寝をしていた牛さんは突然、家宅に不法侵入してきた月城鎮派出所の警官ら6人に起こされた。警官が牛さんに「法輪功をやっているか」と質問すると、牛さんは「はい」と返答した。すると、警官らは室内に不法に押し入り、たんすや引き出しを開けたりしてさんざん家を荒らし回った上に、法輪功の関連書籍やMP4プレイヤー、DVDディスクなどの家財も没収した。
警察署まで不当に連行された牛さんは、警官から「DVDディスクはどこで貰ったのか、修煉者の誰と連絡を取っているのか、どこへ煉功に行っているのか、村で他に誰が法輪功をやっているか、共産党当局に逆らっているのではないか」などと尋問された。牛さんは返答をせず、尋問書類への署名も拒否し、法輪功が迫害を受けている真相を伝え始めた。
警官らは真相を伝え続けていた牛さんに手錠をかけ、牛さんを拘禁する手配を始めた。そして甘谷麻薬中毒回復所まで不当連行された牛さんは、自分に対して「社会秩序転覆罪」を宣告した警官に「私の自宅から銃弾などの違法物品は見つかりましたか? 誰かを罵ったり人を集めたりして騒いだりしましたか?」と質問すると、警官は「共産党がお前に科した罪なんだから、どうであれ罪を認めろ」などと脅した。
収容所で、牛さんは罪の証拠も確定しないまま、立証写真を撮られるなど、犯人扱いされた。また監守は牛さんへの態度が悪く、牛さんの話を聞かずに法輪功のことを誹謗中傷した。入所3日後、牛さんは胆嚢炎を発症した。
先月9日、牛さんは体に無力感を感じるなどの異常が出始め、全身が正常に動かなくなった。そのため、釈放を許可されたものの、生活費を口実に225元を請求された。