河北省:50人以上の法輪功修煉者が不当連行される(写真)
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 【明慧日本2012年7月18日】河北省石家庄(せっかそう)市の長安支局と四方派出所の警官は今年2月頃、半身不随の母親(80)を一晩中介護していた法輪功修煉者・邱立英さんが出勤のため家を出たところ、邱さんの身柄を不当に拘束した。邱さんは罪の証拠となるものが全くないまま、4月10日まで不当に拘束された後、洗脳班へ移送された。

 同市では今年2月25日までに、610弁公室の指示のもとで多数の法輪功修煉者が、邱さんと同様に各地の警察に不当に連行された。被害者は少なくとも50数人に上ったという。

邱立英さん

 5月4日、四方派出所の警官は邱さんの写真を撮ったり、尋問したりした後「公安局機密情報窃盗罪」の罪を着せた。また25日、「国家機密書類窃盗罪」の罪で逮捕状を発行し、邱さんを市第二刑務所に移送した。

 6月28日、邱さんの弁護士は、邱さんとの面会を4回も申請したが、いずれも拒否された。現在、市第二刑務所に拘禁されている邱さんは、長安区検察庁で立件され、不当判決を企てられている。

 邱さんは刑務所で「架子」という拷問で苦しめられた。それは、両手に手錠をかけられて両端に引っぱられる拷問だ。横たわった修煉者達はモニターで監視され、食事や排泄物などもベッドで済ませなければならなかった。また入浴は一切禁じられ、大小便や女性の生理の出血などもそのままで、洗うことができない。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/16/260283.html)
 
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