【明慧日本2012年7月20日】重慶市奉節県の法輪功修煉者・廖天碧さんと三姉妹の成文匯さん・成文献さん・成文彬さんは6月2日、同県新民鎮で法輪功の真相チラシを配った後、帰りのバスの中で、新民派出所の警官に不当に身柄を拘束された。その後、三姉妹は労働教養を科され、重慶市女子労働教養所に収容された。廖さんも労働教養1年を科されたが、労働教養所外での服役となった。
三姉妹の長女・文献さんはかつて朱衣鎮の万勝小学校の教師をしていた。文献さんは若い頃、「知識青年」として農村へ派遣され、多くの苦しみを嘗めた。その後、様々な病気を患い、「あなたの寿命は63歳までだ」と占い師に言われたこともあった。しかし1997年、法輪功と出会い、法輪功修煉者となって健康を取り戻した。現在65歳で、連行される前までは、とても元気に過ごしていた。
文献さんは善良で誠実な人である。数年来、体が不自由な母親(1カ月前に亡くなった)の世話をしながら、病気の夫の世話もよくしていた。
次女・文彬さんは62歳で、万州区在住。一家は小さい旅館を経営して生計を立てている。家には自立生活ができない90歳過ぎの義母と、糖尿病を患っている夫、知的障害者の息子がいる。文彬さんは毎日黙々と、家族3人の一切を引き受けて世話をしていた。文彬さんはかつて、様々な病気に苦しめられていたが、1997年に法輪功の修煉を開始し、間もなくすべての病気が消えてしまった。文彬さんはそれ以来、一家の大黒柱となっていた。
三女・文匯さんは59歳で、興隆中学の教師である。結婚して間もなく、アメーバ赤痢を患い、3年余り苦しめられ痩せこけていた。子供を出産してから、さらに健康状態が悪化し、36歳の時、白血病になった。絶望した文匯さんは、何度も自殺を図ろうとした。しかし1997年の新年、2番目の姉の家を訪れた際に法輪功を知り、修煉の道に入った。修煉によって文匯さんは健康を回復した。脳出血で障害のある夫は、文匯さんの介護が全面的に必要だった。かつて、文匯さんは警官に連行され、県留置場に半月間拘禁されたことがある。
とても評判の良い三姉妹は現在、労働教養所に拘禁されている。廖さんは健康に問題があり、15日間拘禁された後、解放された。しかし6月19日午前、警察は廖さんに署名を強要し、1年の労働教養所外での服役を宣告したという。