遼寧省:中共の弾圧政策による大連市民への迫害の実態
■ 印刷版
 

 【明慧日本2012年7月20日】遼寧省大連市に住む法輪功修煉者・王健さんは6日午前10時頃、勤め先で警察によって不当に連行された。王さんから自宅の鍵を奪った警官は、令状の提示もなく、在宅の70歳過ぎの王さんの親を押しのけて王さん宅に侵入した。中山分支局の国保(国家安全保衛)大隊と名乗る警官らは午後5時まで家を荒らし、パソコンやプリンタ、現金、自動車、衛星受信アンテナなど多数の家財を没収した。

 翌日、王さんの親は、大連市局へ行き状況を尋ねると、息子が大連市姚家留置場へ収容されたと告げられた。親は留置場に尋ねたものの、「収容していない」と返答された。親は、息子の行方を知るために何度も市内各地の関連施設を往復した。

 当局は法律を無視し、行政命令だけで法輪功に迫害を加えている。大概の迫害行為は令状の提示などはなく、口頭だけだ。法輪功修煉者に対して、監視、脅迫、尾行、連行、家宅捜索、恐喝、暴行、虐待、拷問、家財の没収など様々な迫害を行っているが、その記録は残されることはなく、関連書類などはすぐさま廃棄されている。

 法輪功への迫害は中国憲法においても違法である。法に背いた加害者は、一人も残さず法律の責任を負わなければならないはずだ。

 中国共産党の卑劣な弾圧政策のもとで迫害を行っている警官ら司法部門に、自らの良知と道徳、歴史の責任を負う精神をもって、社会の正義を守るよう望む。また不当に監禁された、無実の法輪功修煉者の釈放を求める。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/18/260342.html)
 
関連文章