【明慧日本2012年7月21日】毎年恒例のワシントンDC法輪大法修煉体験交流会が、2012年7月14日にワシントンD.C.中心部に位置するコンスチテューション・ホール(Constitution Hall)にて盛大に開催された。世界各地から集まった5千名余りの法輪功修煉者が、この盛会に列席した。午前11時15分頃、李洪志師父が会場に臨まれ、来場の法輪功修煉者全員が恭しく起立して長時間、盛大な拍手を送った。師父は40分程度の説法をされた。
師父が会場に臨まれる |
交流会のメイン会場 |
交流会のメイン会場 |
修煉体験を発表する法輪功修煉者 |
修煉体験を発表する法輪功修煉者 |
東洋人と西洋人、合わせて17名の法輪功修煉者が交流会で、法をよく学び、心性を向上させ、真相を伝え、衆生を救うことについての修煉体験を発表した。数多くの修煉者が、マスメディアの仕事の中で、西洋の主流社会に神韻を推進する中で、中国大陸の民衆に向けて真相を伝える中で、どのように内に向けて探したのか、師と法を確信し、また同修の間でより一層協力し合い、意思疎通し、支え合い、目下の法を正す情勢においてどのように更に広い範囲で衆生を救うかについて語った。交流を通じて修煉者達の円熟と落ち着いた力強さ、衆生を救う責任感と緊迫感が伝わってきた。
カリフォルニア州から来た王さんは、協調の仕事の中で自己を着実に修める過程、及び地元の法輪大法学会と協力し合いながら「大紀元」新聞社の修煉環境を強化してきた経過、新聞社が数年来の赤字経営から現在の良性運営に移り変わるまでの体験を述べた。サンフランシスコで悪人が法輪功修煉者を殴打する事件が起きた後、すぐに中共(中国共産党)のコントロール下にあるマスメディアによる報道が、歪曲されたものだと暴露したため、多くのベイエリアに住む中国人から敬意を得られたと同時に公告掲載のスポンサーも獲得できたという。
ニューヨークから来た女性の奚(けい)さんは、同修との間に問題が起きた時、どのように自分の頑固な執着の根本を探し、常人としての能力と自我への執着を放下したかについての修煉体験を皆と分かち合った。絶え間なく法を学ぶことと、自身の修煉を強化することを通じて、修煉を始めた頃の原点に戻る事ができたという。奚さんは、当初の魔難に遭った時にようやく受動的に内に向けて探すだけの状態が、今では自らの一思一念を積極的に内に向けて探すまでに変わったと語った。
ニューヨークから来たジミーさんは、最近の数年間、神韻を広める活動に携わってきた。かつてはチケットの販売枚数ばかりを気にしていたが、現在は心身の浄化を重要視するようになり、一切の雑念がなく純粋に衆生を救いたいという一念に変わったという。お客様に神韻を紹介した後、仮にその場ですぐチケットが売れなくても、今後チケットを購入して貰えるように堅実な基盤を築いたと彼は語った。今まで、一人ひとり大法弟子の努力の積み重ねがあったからこそ、ニューヨークの神韻公演は各会場が満員という結果に繋がったと理解し、今までのように個人の認識に執着するのではなく、相手の立場に立って物事を考えなければならないと、法から悟ったという。
台湾から来た女性の張さんは、教員の仕事の中で真・善・忍の法理を全校3千名余りの生徒に伝えた事を通じて、少しずつ学校環境を改善してきた全過程を紹介した。自身の法輪大法の修煉を通じて、道徳教育が最も重要であると認識して以来、生徒に見られた多くの逸脱行動を正すことが出来たという。そのため彼女の勤務する中学校の進学率は年々上昇し、しかも教育局に道徳教育に優れた学校であると認定された。また、よりスムーズに大陸観光客に真相を伝えられるような環境を作るため、観光スポットでガイドさんに法輪功の真相を理解して貰うまで説明した体験を紹介した。
十歳の日本の子ども修煉者が修煉体験を発表 |
日本から来た十歳の龍彦君は流暢な中国語で、自分が学校で中国から来た同級生に真相を伝えた体験、母、妹と一緒に集団学法に参加して共に精進した体験を交流した。純白な心は来場した皆を感化した。
コロラド州から来たベトナム系のビビアン(Vivian)さんは法輪功の修煉を始めた後、夫と三人の娘、兄弟、母親、叔父、叔母、従兄弟、従姉妹、彼らの配偶者にも法輪功を紹介し、彼らは続々と法輪大法の修煉を始めた。ビビアンさんは地元の神韻推進の協調人を務めて以来、子供達の課外活動に付き合う時間は少なくなったが、娘達に大変良い修煉環境を提供する事ができ、三人の娘の成績はとても優秀だと語った。
カナダの女性、何さんは、長期にわたって中国大陸の中国人に電話をして真相を伝えた体験を紹介した。何さんは「最初は真相を伝えるために効率良く、しかも効果の良い掛け方を探す事から始め、千百通りの様々な方式を試みながら真相を伝える切り口を変えたりしました。最後は大法弟子の正念をもって心が安定した状態で真相を伝えられるまでに成長しました。また真相を伝える過程は、絶え間なく自分の様々な常人の心と観念を放下する過程であり、つまり絶え間なく自己を突破する過程でもあります」と語った。
法会は午後5時30分頃に成功裏に終了した。出席した法輪功修煉者は師父の説法を拝聴して衆生を救う緊迫性をより明確に実感できた。同修の修煉体験は大変勉強になり、今後は自己により厳しく要求し、一層同修と協力し合いながら共に精進していくと決意を固めた様子だった。