【明慧日本2012年7月22日】黒竜江省大慶市に在住の法輪功修煉者・周宏波さん、王福娟さん夫婦は幼稚園を経営している。彼らは保護者からの信頼が厚く、良い先生であると評判だった。
周さんは去年、洗脳班を釈放されて以来、よく警官らから嫌がらせを受けていた。
2012年6月27日午後、泰康県教育局副局長、幼児教育股長、胡吉吐莫鎮中心小学校校長と運転手4人が周さんの家に行き、3日以内に幼稚園を閉園することを要求し、従わなければ警官らが設備を没収することになると脅迫した。
7月2日、胡吉吐莫鎮中心小学校校長と副校長は、再び周さんの家を訪れ、「もし幼稚園を閉園しなければ、明日警官が来る」と伝えた。
7月3日、泰康教育委員、胡吉吐莫鎮中心小学校校長、副校長が朝7時半に、周さんの幼稚園の前で、保護者たちに子供を連れて帰ることを要求し、「この人の背景知っているのか?」などと脅迫したが、保護者たちは「王先生は良い先生だ。ここが好き、王先生を信じている。うちの子供を他の保育園に送ったら、シラミがわいた。王先生はちゃんと教えてくれるし、すべてが良い」と抗議した。泰康教育委員は答えられず、周さん夫婦に「あなたの損害を最小にしたのだから、従わないと設備を没収し、あなたも連行される。あなたは去年連行されたでしょう? その時はどうだった?」などと脅迫した。10時まで対峙して、保護者たちは子供たちを連れて帰った。帰るとき、保護者たちは王さんにまた開園したら教えてと伝えた。
7月4日、胡吉吐莫鎮中心小学校の校長が再び来て、子供がいるかどうかを確認した。
7月6日、周さん夫婦は出かけていたが、胡吉吐莫鎮派出所の警官が周さんの家で夜7時から9時まで訪問していた。また、司法所の関係者が5、6日連続で、周さんの父に周さん夫婦の行方を聞いた。
7月7日、周さん夫婦は大慶市駅で胡吉吐莫鎮司法所の関係者に出会った後、行方不明になった。夜になって、警官らは何の証明書もないまま、周さんの家を家宅捜査し、パソコン1台、プリンタ1台、携帯電話3台を没収した。周さんの娘が警官らに両親のことを聞くと、「知らないから家宅捜査する」と答えられた。
7月8日、周さんの母と娘が司法所に関係者に会いに行ったが、関係者はいなかった。
7月9日、地元の派出所が周さんの家に2枚の勾留状を送った。周さんは泰康留置所に、王さんは大慶第一留置場に拘禁されていることが分かった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)