広東省:娘の釈放求める両親 支持した通行人 一斉逮捕される(写真)
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 【明慧日本2012年7月23日】広東省佛山市に在住の鄧彩娟さん(40代女性)は、法輪功の「真・善・忍」の教えに従って、普段から義捐金の寄付や親孝行をするなど、善良な人柄で周囲の誰もが認める良い人であった。しかし、中共の法輪功への弾圧政策において、2001年から2004年の間に2回の強制教養処分を受け、前後6年の獄中生活を強いられた。

 今年6月7日夜、鄧さんは帰途で「法輪功を止めない」ことを理由に、610弁公室に捕まり、湛江洗脳班へ収容された。

 鄧さんの両親は、佛山市禪城区610弁公室までの間を往復して娘の釈放を求めたが、いずれも拒否された。こうして7月13日、娘のために告訴する道もなく、610弁公室の近くで涙を流しながら、怒りをおさえきれず、訴状の内容を書いたシャツを着て、共産党がいかに悪らつかを人々に訴えるしかなかった。

鄧さんの両親

警察の暴行を目撃した市民ら

 市民らは、鄧さんの両親が着ているシャツの文字を読み、鄧さんを迫害してきた中共の違法性を非難した。またその場で鄧さんの両親に対し、義捐金として寄付した人、巡回中の警察や守衛を含めて関心を払うた人もいた。

 そのとき、現場に駆けつけた610弁公室は、鄧さんの両親の陳情行動を阻止しようとして2人をパトカーに入れ込んだところ、正義ある男性通行人に止められ、その不法行為を非難された。しかし、その義挙を理由に、男性通行人も鄧さんの両親と共に一斉逮捕された。周囲にいた誰もがこの騒動に憤慨し、610弁公室の違法性や逮捕の強硬手段を強く非難した。

正義ある通行人(青と白のワイシャツを着た男性)

610弁公室のメンバー

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/18/260364.html)
 
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