無実を訴えた大連市民 警察に暴行・連行される
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 【明慧日本2012年7月23日】遼寧省大連市に住む肖春玲さんは今月6日、開発区の湾裏派出所により不当に逮捕された。肖さんの家族は同所へ行き、肖さんの状況を尋ねたが、話を濁され追い払われた。

 そのたび、肖さんの弟は派出所で、「令状でもない紙一枚で姉を捕まえようとしたとき、逮捕状だと言って騙そうとしたことを私は見破りました。しばらくすると、一旦撤退したあなたたちは、肖春玲としか書いていない普通の紙を見せ、それを見せて家宅捜索や連行を強要しました」と証言した。警察側は、偽の証拠を元に連行したため、抗議に来た大勢の家族や友人を恐れ、正義ある皆の非難の前で、しどろもどろで答える言葉すら見つからなかった。

 結局、警官らは、返答に困った挙句に詭弁を続けられなくなり、家族に乱暴な態度を取り始め、自分に都合の良い口実をつけながら、家族を押しのけて外へ追い払った。その間、肖さんの6歳の娘は、肖さんのいた部屋に飛び込み、母に抱きついたが、警察は肖さんの元から子供を奪おうと怒鳴り、強制的に手を離させた。

 そのうえ、警察数人は、肖さんの弟に集団暴行を加え、体を押さえ付け、手で首を締めたまま、肖さんの手に手錠をかけた。また、肖さんの姉も暴行されて倒れ、ズボンが破れ、膝にけがを負って出血した。肖さんの母は、自分の子供が殴られている残酷な場面を目のあたりにして、この騒動にショックを受け、憤慨のあまり失神した。しかし、当時、その場にいた多くの警察は、失神した肖さんの母を放置していた。

 その後、肖さんの弟夫婦は、警察への「襲撃罪」という罪で、その場から連れ去られた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/21/260485.html)
 
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