雲南省:無実の高齢者夫婦 重刑判決を宣告される
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 【明慧日本2012年7月27日】四川省西昌市に在住の方征平さん(60歳過ぎ)は、雲南省第一刑務所で、瀕死状態に陥るまで迫害されたという。病院による危篤通知書で方さんの病気が深刻化しと判明したが、方さんは現在、消息不明となっている。

 方さんは法輪功を学んでいるという理由で、妻と共に迫害され、重刑判決を宣告された。1999年に法輪功が中共当局に弾圧されてから、前後7回も強制連行された。そのたび、獄中生活において壮絶な拷問を嘗め尽くし、死に掛けた状態になったことが何度もあった。

 2007年10月14日、方さんは身分証明書の申請のため雲南省の地元へ戻り、法輪功が迫害されていることを人々に伝えていた。そのことを理由に、綏江県国保(国家安全保衛)大隊により逮捕され、懲役7年の不当判決を下された。

 拘禁されていた方さんは、2007年12月27日、雲南省第一刑務所へ移送された。その途中、曲靖刑務所に泊まったとき、返事が遅かっただけで、3人の監守による集団暴行を加えられ、顔や頭を狙って硬い革靴で蹴られるなど、全治45日の重体となった。

 一方で、方さんの妻・程冬蘭さんも2010年9月14日、懲役10年の重刑判決を言い渡され、四川省の簡陽養馬河女子監獄へ収容された。未だに、無実ながらも監禁を強いられている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/22/260566.html)
 
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