山東省:70代の修煉者が無実の罪に反論 裁判長は言葉を失う
【明慧日本2012年7月31日】栄成市に在住の法輪功修煉者・寧世江さん(70代)は、2012年2月17日午後1時頃、法輪功を学んでいるという理由で警察から不当な家宅捜索を受け、拘束された。寧さんが不法に拘禁されて既に5カ月が経過した。
7月25日、寧さんは傍聴者のない不公平な秘密裁判を受けた。当日、裁判所周辺では大勢の警官が動員され、警備をしていた。
開廷当日、家族は裁判所にたどり着いたが、入場を禁じられた上にボディチェックを強要された。法廷で寧さんは、公訴人による不実な控訴に反論した。「私は法輪功から心身ともに恩恵を受け、修煉するにつれ道徳も向上しました。中華人民共和国の憲法では、公民が宗教を信仰する自由などの人権が保障されています。法輪功を学ぶことは罪になりません。法輪功を邪教と断定し、それを口実に迫害を行っていますが、2005年に国家の公安部門が指定した14の邪教組織の中に、法輪功はありません。法輪功は邪教ではなく、邪教と言われる根拠もありません」裁判長は寧さんの反論に返答することができず、早々に休廷を宣言した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)