河北省:法輪功修煉者の救出に900人の地元住民が連署
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 【明慧日本2012年8月2日】河北省の正定県610弁公室は今年6月、国家副主席・習近平氏の視察を口実に、地元の法輪功修煉者らの家に押し入り、家財を没収した。また、多数の修煉者を強制連行した。今回、李蘭奎さんと劉樹林さんは、地元の一斉逮捕に巻き込まれたと見られている。

 李さん一家6人は、法輪功から心身ともに恩恵を受けていた。リサイクル関連事業を10年も営み、長い間、誠実な商売で地元で高く評価されていた。

 劉さんは醤油や酢などの調味料を製造し販売していた。添加物のない天然素材を生かし、消費者のために低価格で販売し好評だった。しかし、このような良い人が、2009年、「国家政権転覆罪」という罪で捕われ、610弁公室の企みで殺害されそうになった。それ以降、逃亡により放浪生活を余儀なくされた。

 その間、中共当局が李さんと劉さんを連行しようとしたことが何度もあった。地元住民らはそのたびに、違法行為は一切なく誠実に仕事をする人柄を褒めたうえで、彼らの連行を阻止した。今回、610弁公室は地元住民に見られぬよう彼らを連行した。 

 しかし、習氏の視察後、李さんは未だに釈放されず、1年3カ月の労働教養処分を科され、監禁を強いられ続けている。そのため、地元住民らは、善良な李さんのため、900人の連名で捺印付き訴状を作成し、李さんの無罪釈放を訴えた。

 それ以降、中共当局は地元住民らへの弾圧として、警察や軍隊を動員し駐在させた。また、李さんの80歳過ぎの母親を捕まえ、不当に尋問を強要した。さらに、李さんの家族と職場の同僚に嫌がらせや圧力をかけ、法輪功を辞めるよう脅した。続けて、地元住民らに対し、脅し・騙しなどの卑劣な手段を用いて、署名を集めた人や署名をした人などを密告するよう強要した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/31/260987.html)
 
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