浙江省:温州市の法輪功修煉者に不当判決(写真)
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 【明慧日本2012年8月4日】浙江省温州市の法輪功修煉者・江春燕さんは今年1月21日、警官によって身柄を拘束され、同市の鹿城区留置場に拘禁された。その後、江さんは裁判所に懲役3年2カ月の判決を不当に言い渡された。この不当判決に対して、法廷で傍聴した江さんの親戚と友人は怒りを感じ、江さんの弁護士も裁判の結果に疑問を持った。また、最近、中共(中国共産党)当局の610弁公室の警官は、江さんの夫・法輪功修煉者である徐小海さんに迫害を加えようと企んでいるという。

江春燕母女照片

江さんと娘さん

 江さんは温州市鹿城区に在住。江さんは幼い頃から体が弱く、成長するにつれて、アレルギー症、胃病、婦人病、心臓病を患い、心臓の手術を受けたことがある。江さんは病気で苦しめられ、自殺まで考えたこともあるという。

 しかし、1995年、江さんは法輪功と出会い、法輪功を修煉して、日々、「真・善・忍」の教えに従って自分を律し、心身ともに大きな変化が起きた。江さんは、いつの間に持病が消え、地震の被災地にお金を寄付したり、貧困の子供に学費を援助したりなど、社会貢献をしていて、周りの人から良い評判を得た。

 しかし、1999年7.20、中共当局は法輪功への弾圧を開始した。江さんは法輪功を学んでいるとして、特に市610弁公室からの迫害を受けてきた。

 2010年8月16日午前、市610弁公室の警官数人がパトカーで江さんの自宅にやってきて、江さんの自宅を囲んだ。警官は江さんの夫・徐さんを洗脳班に連行しようとしたが、江さん夫婦は家のドアを開けなかった。しかし、警官が江さんの家の電気、水道を止めたため、江さんは電気と水道を開けるよう要求して家から出たが、警官に連行され、洗脳班に拘禁された。洗脳班で江さんは迫害に対して、断食で抗議を行い、危篤状態に陥って釈放されたという。

 今年の1月21日、江さんはバス停で道を尋ねてきた女の子に法輪功のお守りを渡したけで、警官に連行され、区の留置場に拘禁された。法廷で、弁護士は、江さんのかばんに法輪功のチラシ数枚とお守り数個があるだけで、江さんを「法律の実施を破壊した罪」で起訴することは、罪名の成立にならないと主張し、「江さんに法律違反の行為はありません。無罪釈放すべきです」と弁護したが、法律に従わない610弁公室の指揮下にある裁判所は、江さんに3年2カ月の実行判決を宣告した。

 江さんは連行される1週間前、洗脳班の迫害で障害者になった法輪功修煉者・黄秀娟さん(その後、迫害によって死亡した)に「610弁公室に生活保護の申請したい」と頼まれた。そして、江さんは610弁公室のリーダー・余国仁に電話し、状況を話した。リーダー・余は「俺たちは彼女を迫害をしていないし、彼女に良い部屋も提供し、良いものも食べさせている」と言って、法輪功創始者のことも貶した。事実と全く違うことを言い、法輪功創始者を貶したリーダー・余に対して、江さんは「あなたは悪人です。公務員ではありません」と言った。

 それに対し、リーダー・余は江さんに報復するため、江さんを連行し、家族との面会も許さなかった。されに、610弁公室は江さんの夫の案件を鹿城区検察院に移し、徐さんに迫害を加えようとしているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/31/260990.html)
 
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