【明慧日本2012年8月7日】山東省文登市に在住の法輪功修煉者・田麗莎さんは2011年6月14日、公安・政法委員会(610弁公室を直轄する組織)メンバーに連行され、不当に1年半の労働教養を科された。7月6日、国保(国家安全保衛)大隊の警官ら5人にシ博の王村労働教養所へ送り込まれた。
2011年6月14日、田さんは普段通りに出勤した。太唯電子会社の警備員は、数人の従業員が法輪功のお守りを身に付けているのを見て、田さんを告発した。そして、610弁公室メンバーとともに田さんを強制連行した。
それから610弁公室メンバーは、「数人の従業員は田さんに怯えて辞職した」と虚言を言いふらした。本当に辞職したかどうかにかかわらず、従業員の皆が、法輪功修煉者が健康で、真面目な勤務態度であることを知っている。たとえ本当に辞職したとしても、一体誰が誰を脅したのか、根も葉もない虚言であると人々は知っている。
田さんが強制連行された情報を知って、国内外の正義のある人々は、田さんを迫害した警官・董崇妮に多くの電話・メールで真相を伝えた。警官・董は法輪功修煉者の慈悲の行動を無視し、依然として口を開くと法輪功を罵り、仕方なく携帯電話の番号を変更したと言った。
田さんは留置場に来た「検査員」の前で、「法輪大法は素晴らしい!」と叫んだ。公安のリーダーは激怒して、田さんに対する迫害を強化し、さらに家族から財物をゆすり取る計画を立てた。
その後、田さんは不当に1年半の労働教養を宣告された。威海法制事務室は、大したことはないという理由で、弁護士と家族が出した再議公聴の申し出を拒否した。
2011年8月8日、年を取った田さんの父は家族と弁護士の付き添いで、王村女子労働教養所を訪れた。教養所の警官は証明書がないことを口実にして、面会を許さなかった。弁護士の努力の下で、弁護士と田さんは電話での会話を許可され、家族は入り口の外で待つように命令された。家族が懇願し、やっと応接室の扉の外で待つことが許された。
弁護士は田さんとの通話の中で知ったのだが、田さんは毎日2人の監視役に監視され、午前5時に起きなければならず、夜10時過ぎに寝ることを許される。田さんは長期にわたり小さくて暗い部屋に閉じ込められ、その上、毎日長時間にわたって小さいイスに座らされているという。
拷問の実演:小さいイスに座らされ続ける
王村女子労働教養所は極悪な場所で、拘禁されている法輪功修煉者は、睡眠はく奪・洗脳・暴行・直立姿勢を強要・牢屋・労役などの迫害で苦しめられている。
田さんは監視されている状況下で、自身の境遇を一言しか伝えられず、実際は他にどのような迫害を受けているのか分からない。国際社会の正義ある人々に対し、田さんのように法輪功修煉者が迫害されている状況に関心を持つよう呼びかける。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)