山東省:法輪功修煉者の女性が刑務所で残酷に迫害される
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 【明慧日本2012年8月7日】山東省龍口市龍港派出所の警官十数人は今年4月11日、同市に在住の法輪功修煉者・楊美娟さん(40代)の自宅の壁をよじ登って楊さんの自宅に不法侵入し、楊さんと夫・姜用戦さんの身柄を不当に拘束した。警官らは銀行のキャッシュカード、現金、家電用品、車2台など約10万元(約130万円)相当の私物を没収した。しかも、警官らは楊さんの自宅の家宅捜索を何度も行ったという。その後、楊さんは煙台刑務所に拘禁され、夫は龍口刑務所に拘禁された。

杨美娟
楊美娟さん

 最近の情報筋によると、刑務所で楊さんは「法輪功の『真・善・忍』の教えに従い、自分を律することは間違いではない」と信じ、犯罪者扱いされたことに抗議した。楊さんは囚人服の着用を拒否し、写真を撮ることも拒否したため、刑務所の警官にひどく殴打された。他の警官も、楊さんの手足を手錠でベッドに固定し、楊さんに侮辱の言葉を吐きながら、暴行を加えた。そのため、楊さんは全身が痛みとともに腫れた。暴力を振るわれても屈しなかった楊さんに対して、警官は小さいプラスチックの椅子に丸々3日間座らせる迫害を加えた。

 

坐小板凳折磨
拷問の実演:小さいプラスチック椅子に座らされる

  刑務所側は収入を増やすため、拘禁されている受刑者を1日に16時間も奴隷のように働かせ、少しでも怠ると、罵ったり、殴打したりする。楊さんは奴隷のような労働に断食をして抗議した。そのような楊さんに、警官は灌食をしたため、楊さんは胃から出血し、脱力状態に陥った。

 

灌食迫害
拷問の実演:灌食

  弁護士が楊さんと面会したとき、近くにいた警官らは「楊はこの体でここから出られるのか」と小声で話していた。

 

 楊さんの父親(80代)は、娘のことが心配で食欲もなく痩せ細り、毎日、娘の帰宅を待ち望んでいるという。  

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/1/261019.html)
 
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