【明慧日本2012年8月11日】遼寧省錦州(きんしゅう)市公安局の警官は7月12日~19日までに、15人の法輪功修煉者に対して嫌がらせを行い、9人の法輪功修煉者を不当に連行した。
7月12日午後4時半、法輪功修煉者・李光さん、楊志平さん、張志中さんは不当に連行された。楊さんと張さんは家宅捜索を受け、パソコン、プリンタなどの家財を没収された。楊さんの母親(90)も嫌がらせをされ、家財を没収された。現在3人は錦州市刑務所に拘禁されている。
7月12日夜12時、法輪功修煉者・呂鳳海さんは錦州市610弁公室と錦州鉄道公安所に連行され、家宅捜索を受けた。現在、呂さんは錦州市刑務所に拘禁されている。
7月13日、錦州市610弁公室は2人の法輪功修煉者を連行し、現在、1人が脳出血を起こして入院中で、もう1人は釈放された。
7月15日、法輪功修煉者・崔景擁さん(60代男性)は、錦州市610弁公室に連行され、家宅捜索を受けた。現在、崔さんは錦州市刑務所に拘禁されている。
7月18日午前、法輪功修煉者・曹立明さんの母親は地元派出所の警官から嫌がらせを受けた。
7月19日朝4時、錦州市610弁公室は曹さんを連行するために、曹さんの3人の妹の家に侵入したが、曹さんは見つからなかった。その後、警官らは車1台分の家財を没収し、修煉していない曹さんの妹を不当に連行して錦州市刑務所に拘禁した。
7月19日朝3時半、法輪功修煉者・徐会平さんは、錦州市610弁公室と女児河派出所に連行され、パソコン、現金、フラッシュカードなどの財産も没収された。小学生の息子1人が家に残された。
7月19日朝4時50分、石油派出所は法輪功修煉者・王桂霞さんの家に侵入し、家宅捜索を行った。王さんはその場から脱出した。
同日、法輪功修煉者・劉金富さんは、錦州市610弁公室と杏山派出所に不当に連行された上、家宅捜索を受け、自家用車を没収された。
また、警官らは法輪功修煉者・王志民さんを連行しようとしたが、王さんはその場から脱出した。その後、警官らは王さんの妻・黄桂栄さんを杏山派出所に連行し、自家用車を没収した。現在、黄さんは釈放され、自家用車も返却された。
7月19日、法輪功修煉者・王仕琦さん(60代)も連行され、家のアンテナを没収された。劉金富さん、徐会平さん、王仕琦さんは現在、錦州市刑務所に拘禁されている。
その日の午後、警官らは法輪功修煉者・関麗琴さんの家に侵入し、関さんを連行しようとしたが、関さんは脱出した。
錦州市610弁公室は、脱出した法輪功修煉者を追跡している。錦州市刑務所に拘禁されている徐会平さんは13日間断食を行い、迫害に抗議した。その過程で徐さんは吐血したという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)