四川省:成都航空機研究所のエンジニア 繰り返し不当拘束
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 【明慧日本2012811日】四川省成都航空機研究所のエンジニア・劉永生さん(46歳男性)は712日、花橋派出所の警官によって不当連行され、新津刑務所に拘禁された。

 劉さんは1987南京航空航天大学を卒業後、中国航空工業集団公司の成都航空機研究所に就職した。会社では、劉さんは信頼できるエンジニアとして認められていた。

 劉さんは法輪功修煉者として、いつも人の立場に立って物事を考え、「名利」を追求しなくなり、度量が広く、日々平然とした態度で過ごしていた。それによって身体に変化が起き、患っていた胃腸機能低下する症状が消え、全身がとても軽感じていた。

 19997.20、中共(中国共産党)当局は法輪功への弾圧を開始した。劉さんは法輪功を学んでいるという理由で平穏な生活を奪われ、理不尽で野蛮な迫害を加えられた。劉さんは法輪功への迫害停止を求めて、関連部門に陳情に行ったが、逆に殴打され会社からも除名された。その後も劉さんは拘禁、労働教養、拷問などの迫害を加えられた。

 ある日、劉さんは入院している法輪功修煉者を見舞いに行ったとき、警官に身柄を拘束され、刑務所に拘禁された。劉さんは刑務所で拷問を加えられ、心身ともに苦しめられた。

 その後、劉さんは労働教養を宣告され、綿陽新華労動教養所に移送された。ある日劉さんは、同施設の廊下に貼ってあった法輪功創始者を誹謗する内容の漫画を破った。そのため、劉さんは警官から頭部、顔、首、胸、手などにスタンガンで電気ショックを加えられたため全身が痙攣し、筋肉も緊縮し、耐え難い苦痛を与えられた。数日後、警官は再び劉さんの全身に電気ショックを1時間加え、特に口元に加えたため、劉さんの口は腫れ上がり、顔も変形した。

 劉さんは中共当局からの迫害を避けるため、自宅から離れて放浪生活を余儀なくされた。劉さんの妻は1人で子供の世話をしなければならず、経済的にも精神的にも圧力を受ける状況に置かされ、中共当局から「このままだと、お前の子供の将来はないぞ」などと脅された。重圧に耐えきれなかった妻は、やむを得ず劉さんと離婚た。

 去年2011年)の末、比較的安定した仕事に就いた劉さんは正常な生活を送っていたが、712日、再び連行されたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/3/261119.html)
 
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