大法に戻り、師を手伝って法を正す約束を果たす
■ 印刷版
 

文/ワシントンD.C.の西洋人大法弟子

 【明慧日本2012年8月13日】師父こんにちは! 同修達こんにちは!


 私は2009年以降の修煉体得をまとめさせていただきたいと思います。慈悲なる師父は数年来、常人社会で自分を見失っていた私を大法に回帰するように導いてくださいました。自分を見失った原因は、私が執着心と求める心を放下していなかったからです。今は、師父がずっと私を導いてくださっていることを知っています。たとえば、同修達がよく私に電話をかけて慈悲に私の情況に関心を持つように段取りしてくださいました。2009年に私は正見ネットを見て神韻を知り、公演を見に行こうと思い、ある同修に電話をかけて「大法に戻る準備ができました」と告げました。その夜、私は当地区の学法グループに参加しました。師を手伝い法を正す約束を履行する機会を与えてくださったことに感謝します。


 内に向かって探し、仕事環境の中で衆生を救い済度する


 私と一緒に働く人達はすべて私と縁があり、私が救い済度する衆生であることを悟り、努力してきました。しかし、本当に私が心性を高めなければ、旧勢力は私の隙に乗じて人々が救われることを妨げるのだと私は認識しました。私はクリスマスカードに「神韻を見に行きましょう」と書いて、クリスマスの休暇期間に同僚達がいない時、すべての人のポストに置きました。何人かが公演の誘いに感謝の意を表しましたが、彼らは見に行きませんでした。


 私は内に向かって探しても、根本的な執着がわからなかったのですが、最終的には事実に直面せざるを得ませんでした。私の修煉状態が良くないことが原因で、旧勢力は衆生に障害を作り出して妨害したのです。利己心や情、面子及び真の慈悲の無さが主な原因であることがわかりました。私は自分の修煉しか見ておらず、周囲に対してきちんと対応せず、彼らに大法弟子としての偉大な善を見せていなかったのです。私が同僚と話をする時は慎重で、彼らに私個人についてあまり知らせませんでした。甚だしきに至っては、同僚達に対する責任をおろそかにしていました。大法と関係のあるイベントが更に重要だということを口実にしていたのです。


 師父は『転法輪』の中でこう説かれました。「平素から慈悲に満ちた、和やかな心を保っていれば、問題が起きた時には、一息おいて余裕をもって、適切にその問題に対処することができるのです。日頃いつも慈悲の心を保ち、善をもって人に接し、何かをする時にはいつも他人のことを考え、問題が起きた時はいつも他人がそれに耐えられるかどうか、他人を傷つけることはないかを考えていれば、何の問題も起こりません」

 内に向かって探した後、私は次のように悟りました。私への同僚達の見方は大法弟子への見方に影響するだけでなく、彼らが救い済度されるかどうかに影響します。自分を振り返って見るときに、私はかつて、どれほどいい加減で冷淡で、救い済度されることを待っている衆生に対処しなかったかがわかりました。私は同僚を救うため、彼らを神韻に誘い、真相をはっきりと説明する以外に、必ず彼らに日常の言行の中で、大法弟子としての慈悲と本当の良さを見せなければならないと悟りました。

 全体に協力し、神韻を広める

 私は自分の理解と認識を高めなければなりませんでした。個人で努力することは良いことですが、全体に協力できるかどうかが最も大事で、それが人を救う力の強さを左右するのです。師父は『二十年説法』の中でこう説かれました。「以前皆さんに話したことがありますが、大法弟子の修煉の出来具合は衆生を救い済度することの力を決めており、この世で協力して法を正すことの成敗も決めています」

 以前、私は積極的にワシントンの法曹界の中で神韻を広めました。皆と連絡も取らないまま、私は地区の弁護士たちに数百部の神韻チラシを送り、自分では偉いことをたくさんやったと思い、自分を実証することに執着しました。1人の同修がたまたま私のやっていることを知って私に言いました。「あなたは協調人に話しましたか?」。私は直ちに自分が全体に溶け込んでいないことに気づきました、ただ自分のやりたいことをやるだけで、本当に同修たちと協力していませんでした、これこそ師父が私たちに求めておられることでした。この点を認識してから、私は衆生済度の心を保ちつつ、全体に協力しようと決めました、私たちの正念を集めて突破し、無駄に働くことを防ぎました。

 協力することに対する認識が高まった後、私は同修と協力し合い、私達の地区で何度か神韻を紹介する講演を設けて大衆に神韻を紹介しました。私が多くの精力を集中して同修に協力すると、すぐにもっと良い効果がありました。私は昼休みの1時間に、現地のクラブと組織に電話をかけることしかできませんでしたが、地区の多くの人たちに神韻を紹介する講演の機会を得ることができました。同修の講演に参与して、効果を目の当たりにした後、私は大法弟子の協調と協力の力を良く理解できました。

 怠惰な心を取り除き、英語版大紀元新聞に文章を書く

 1年ほど前、師父は私に英語版大紀元新聞へ短文を書くように按排されました、人を救うためのサポートでした。そこで1年ほど働いていた間、協調する大法弟子たちがどれほど精進しているかを近くで見る機会があり、私も忍と善で起きた状況に対応しました。私の作文のスケジュールは相当厳しいもので、毎週5日間、毎日文章を書かなければなりませんでした。フリータイムの常人の仕事を抱えており、家庭の責任と他の大法のプロジェクトもありました。多くの大法弟子たちがもっと重い仕事を負担して、自分より責任も大きいことが分かっているのに、私は時々修煉を疎かにして、怠けてしまうこともありました。最後の1分で仕事を終わらせるとか、締め切りに遅れることもあり、私は責任を果たしませんでした。

 一方、リーダーはいつも大法の忍をもって問題を処理しました。彼女は善を持って私の間違いを正し、黙々と大法弟子がやるべきことを行いました。これらを見て、私はもっと努力することを決心しました、無精の執着を取り除き、引き続き新聞のために力を出すと同時に、他の職責も果たしました。師父が『転法輪』で説かれたように「修煉できるかできないかということは、あなた自身が忍耐することができるかどうか、代償を支払うことができるかどうか、苦しみに耐えられるかどうかによって決まります」大紀元は私の書いたものを出版しませんでしたが、あの時、英語大紀元で過ごした道で、私は修煉を高め衆生済度を手伝いました、私は心から師父の完璧な按排に感謝します。

 家庭で衆生を済度する

 最後に交流するのは、私が2009年に大法に戻って以来、私の修煉を貫く最も肝心な分野です。3年前から旧勢力は、悪辣に当時まだ修煉していなかった妻を利用して私の修煉を阻止しようとしました。邪悪な旧勢力が一つ一つの機会を掴んで、私の妻を利用してさんざん悪事を働きました。私はここで邪悪が私の妻を利用してやった事を言いませんが、しかし慈悲なる師父は私が最も暗黒にいる時期にも、私を一度も見捨てることなく、師父は私の妻を済度することを一度も諦められませんでした。

 私が本当に全面的に自分の心性を高めようとした時、妻に対して無私の善の心を持つようになり、精進して正念で彼女の背後にある邪悪を取り除きました。私たちの家庭は大きく変化し始めました。『転法輪』の中で師父が説かれたように「修は己にありて、功は師にあり」なのです。私は真面目に情を取り除こうと努力し、妻の立場から自分の行為を考え、私たちの婚姻を諦めないと真摯に努力した時、状況が少し良い方向に変わり始めました。実は最近、「私と一緒に学法しませんか」と妻に聞いた時、私を驚かせたのは「はい、いいです」と彼女が答えたことです。その日から、私たちはリビングのフローリングの上に座って、『転法輪』を読むようになりました。私はできるだけ彼女に自分のスピードで読んでもらいました。最近第三講まで読み終えました。もっと驚いたことに、彼女は最近初めて私たちの学法チームに参加したのです。

 師父、ありがとうございます! 同修たち、ありがとうございます!

 (2012年ワシントンD.C.法会発言原稿)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/16/260280.html)
 
関連文章