江蘇省:人権派弁護士 「神韻公演は中華民族の誇り」
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 【明慧日本2012年8月14日】江蘇州塩城市の亭湖区裁判所は今月8日、女性の法輪功修煉者・魏宏亜さんに対して不公平な裁判を開いた。法廷で人権派弁護士は、今年5月頃に不法逮捕された魏さんの無罪を弁護したうえ、「神韻芸術団巡回公演」と「共産党についての九つの論評九評)」を収録したDVDを配布したという理由で「国家法律転覆罪」の罪を着せられたことを非難した。

 また、修煉後の心身の著しい変化や法輪功の素晴らしさ、中共に迫害されている内容を人々に伝えた魏さんの行為を認め、人々に有益な彼女の義挙は憲法で保障されている言論の自由、出版の自由、信仰の自由であり、彼女が宣伝している「真・善・忍」は普遍的価値と考えられ、彼女自身の基本的人権は誰もが奪ってはならないと加えた。

 弁護士は、世界で高く評価されている「神韻公演」が世の中の崩壊した道徳を回復することができると信じており、中華文化の誇りとなる最高傑作であり、全人類にとって共通の精神的財産だと主張した。

 そして弁護士は、憲法第41条に「中華人民共和国の公民は、あらゆる国家機関及び国家公務員に評論及び建言を申し立てる権利を有する」と記されていると挙げ、「共産党についての九つの論評(九評)」のDVDは時勢及び政党を評論しただけで、罪にならないはずだと説明した。

 最後に、当局の迫害に屈することなく弁護し続けた弁護士は次のように述べた。「法輪功修煉者の人柄や良い行いが、世の中に道徳水準の向上をもたらすでしょう。彼らのおかげで中華民族の輝く未来が見えます。このような良い人達が罪を着せられてはなりません。『正義・良知・道徳』の崩壊を許してはならず、彼らを助けるべきです。彼らの冤罪に無視、弱気、冷血、逃避といった無責任の態度を取ってはなりません。無罪の人が不当判決を受けることは、国家の法治の尊厳がなくなります。そのため、国は崩壊し、また歴史において大きな汚点になり、将来は深刻な批判問題に至ります。中国共産党により法輪功が弾圧されて以来、司法部門や国家機関、社会全体は徹底的に良知、責任、勇気、道徳を捨て、邪悪の『偽・悪・闘』に毒害されていました。これを見ると、法輪功への迫害は中華民族にとっての災難であり、人類史上最大の冤罪でもあります」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/11/261443.html)
 
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