河北省:9ヵ月断食抗議 無罪の男性が刑務所で拷問される
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 【明慧日本2012年8月14日】河北省遵化(じゅんか)市に住む李海東さん(36)は、2009年2月24日に強制連行に遭い、懲役5年の不当判決を宣告され、唐山市冀東刑務所で拘禁を強いられている。2011年11月中旬から、9ヵ月にわたって断食して迫害に抗議したが、施設側は何の対応も取らず、灌食や拷問をエスカレートさせ、処罰を与えた。

 2002年、李さんは遵化市留置場で拘禁されていた間、犬の餌を灌食された。さらに、3年の労働教養処分を加えられ、唐山市荷花坑労働教養所へ送り込まれた。その後、刑期満了日になっても釈放されることなく、洗脳班へ連れ去られ、拘禁し続けられた。拘禁中、独房監禁や死人ベッドなど壮絶な拷問を受け苦しめられていた。

 2010年10月14日、李さんは再び冀東刑務所で監禁されるようになり、李さんの家族が留置場の面会場所で李さんと面会したところ、顔色が黄色になり、立つことも困難で体が極度に衰弱した李さんの様子を見て、施設の中でどれほどの拷問が行われたのかを目の当たりにし、迫害の残酷さに衝撃を受けた。

 そのため、李さんの兄弟は地元村長の協力で冀東刑務所に李さんの釈放を求めたが、施設側は「李さんを死ぬまで拘禁し続けてやる。そのときは、家族に李さんの遺体を処分させる」と言い張った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/11/261414.html)
 
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