明慧法会|家庭の悩み事がなくなった(二)
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 ——大法から受益し基準に達する大法弟子になる 

 

文/中国西北部の大法弟子・徳香

 【明慧ネット2012年8月15日】

 トラブルの中で自分を修める

 修煉し始めたころ、夫はいつも私を罵ってきましたが、私は彼を気にすることなく、いつも避けたり我慢するしかありませんでした。後に何度も学法して、心を動かさずに我慢することを学び、その後は笑っていられ、ついには夫も私を罵らなくなったのです。これは修煉によって与えられた喜びです。

 もう一つあります。息子は成長して大人になりましたが、長い間彼女を見つけられず、何度お見合いをしても合わず、同修もあわてていました。私は自分の内に向けて探し、たくさんの人心を見つけ出しました。息子に対する情、他人だけを変えて自分が変わろうとしない、息子に嫁が見つからないことで他人に笑われるのが怖い、同修の息子の結婚に対する執着など、様々な人心が出てきました。学法を通じて、すべてのことは偶然ではなく、師父が決めてくださるので、自然に任せ、執着していても無意味であると悟りました。人心を無くすと、すべてがうまくいきました。息子は仕事を手に入れ、結婚もして、同修も私の息子に対して執着しなくなり、私たちみんなが精進できました。

 もう一つあります。迫害がひどかった数年前に、私は何度も連行され、不法監禁されました。また、外に出れば、義父が息子と私を離婚させると私を脅してきました。それを聞いた私は、あなたが言うことは何の意味も持たない、私たち大法弟子はすべてを失うことは絶対にありえない、と思いました。人心を無くすと、義父はその後、離婚について何も言ってこなくなりました。

 正念で魔の巣窟を突き破る

 あれは2003年のある日の事でした。初日に同修と一緒に400枚以上の真相資料を配り、歓喜心が生じて、理性を無くしました。翌日、また前日とさほど離れていない場所に行きましたが、邪悪は警備を強め、そして私たちの正念も足りず、人心も多く、悪人に密告されました。中共の警察は私たちを連行し、パトカーで留置場に送り込まれ、不法監禁されました。

 中共の砦で、私は邪悪の迫害に屈せず、断食で抗議しました。十数日後の朝、看守が入ってきて、監区リーダーと小声で話していましたが、私ははっきり聞こえませんでした。その後、監区リーダーは私に、「彼らはお前を二年間労働教育するそうだ。私にお前の生活用品を準備させた」と言いました。そして、すぐに囚人が掛けるような布団を持ってきて、午後2時に私を送り出すと言いました。同じ牢屋に監禁されている人は皆、法輪功修煉者が良い人であると知っており、私に応じてはならないと言いました。私は布団を半分敷いて、半分掛けて、午前中は起きずにずっと法を暗唱し、発正念をし、師父に加護してくださるよう願っていました。「私はたとえ死んでも留置場には行きません。私はここから出て私がやるべきことをし、旧勢力が決めた道に絶対に従いません」と私は師父に誓いました。そして、午後になると、誰も私を送り出すことなど口にしませんでした。常人から見て、決められた鉄則は師父と大法の慈悲なるご加護のもと、大法弟子の正念と正しい行動の中で、それを消し去ることができると私は悟りました。

 当日の夜、私はとてもはっきりした夢を見ました。どこまでも広がるリンゴ園に、特別に大きなリンゴが、ある枝にかかっていました。たくさんの人がリンゴを集めていて、私もその中にいました。私は二つの梨を見つけました。一つはスイカ並みの大きさで、もう一つはお椀くらいの大きさでした。その時、二つの梨を他人に見つからないように埋めようと考えていましたが、少し経つと、やっぱりみんなで梨を食べようと思いました。そして、私は梨を切り、みんなで分け合いました。この夢を見てから数日後、私は拘留所に移されることになりました。この時やっと、夢の中で梨を食べるということは、師父が私は他の人たちと別れることになると教えてくださったのです(中国語の梨と離は同じ発音)。通常、彼らは釈放するとき、直接に留置場で釈放したりしないので、私はここから出られると知りました。拘留所でも私は警察たちに屈せず、少し経つと、私は自由を手に入れられました。

 この出来事の後に、正念と正しい行動がとても重要なことであると悟りました。学習者にもし漏れがあり、正念が足りなければ邪悪に迫害されます。そして最も重要なことは、師父のご加護なしに、私たちは今日まで歩んでこられないということです。私はただ精進し、さらに精進することで、法を正す時期の大法弟子という称号にふさわしくなれるのです。

 法を正すことの進展につれ、現在の環境もゆるくなり、大法弟子たちも成熟してきました。様々な人々に対して、大法弟子たちの理性、知恵、率直、公明さをもって深く真相を伝え、「脱退」の人数がどんどん増えてきています。しっかり学法したとき、正念が強まり、脱党を勧めるのに大して歩かなくてもたくさんの人を脱退させることができます。まだたくさんの衆生が救われていないのを見て、私は精進している学習者と比べてまだまだ差が大きく、努力して追いつかなければなりません。

 私にはまだまだよくできていない所がたくさんあります。たとえば、縁のある人たちにすぐに真相を伝えることができずに、機会を逃してしまうところや、嫉妬心、顕示心、闘争心、安逸を求める心などの人心がたくさんあります。これからの修煉の中でできる限りこれらの人心を無くし、基準に達した大法弟子になり、師父に手伝って衆生を救い、自分の誓約を実行し、師父の期待に応えるようにしたいと思います。

 (完)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/24/249168.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/7/129900.html)
 
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