内モンゴル:国保大隊メンバーが法輪功修煉者への迫害に加担した実態
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 【明慧日本2012年8月16日】内モンゴル自治区の赤峰市巴林左旗の国保(国家安全保衛)大隊の李宏柱は、法輪功への弾圧政策のもとで修煉者の身柄を拘束し、不当連行や恐喝、密告などを行い、良心の呵責もなく修煉者への迫害に力を注いでいた。以下は、赤峰市に在住の法輪功修煉者が、李から受けた各種迫害の実態である。

 2008年7月20日、李は率先して、法輪功修煉者・侯桂蘭さんや胡月香さんを阿旗留置場に送り込んだが、わずか十数日間の拘禁中に侯さんを重体になるまで迫害し、死の危険が迫った侯さんを家に帰した。拘禁中、胡さんから3000元の現金を脅し取り、また2カ月後、執行猶予2年の労働教養処分を宣告し、一連の迫害に加担した。

 陳艶平さんは、2008年5月7日から不当に拘禁されていたが、2年の労働教養処分を受け内モンゴル五原労働教養所に収容された。しかし、刑期満了日になっても釈放されず、引き続き左旗賓館という拘禁場所へ連れ去られた。そこで、李をはじめ数人が警備し、陳さんは彼らによる監視と洗脳の苦しい生活を強いられた。

 2010年6月17日、李は数人の警察を率いて、赤峰市巴林右旗裁判所の周りを囲んで警備した。これは、秘密裏に裁判を開かれた趙桂栄さんと王建霞さんに不当判決を宣告するために手配したものだと見られる。

 2011年6月5日、呉国輝さんは買い物の途中で、李と連携した林東鎮派出所の警官により強制連行された。当日、李は十数人の警察とともに全員で呉さんの家を荒らし回った。そして、パソコンや携帯電話、プリンタの多数家財を強盗した。

 その後、呉さんは夫と共に拘留されたが、3年6カ月の不当判決を下され、左旗留置場へ移送された。11カ月後、内モンゴル女子刑務所で瀕死状態に陥るまで迫害された。今年5月14日、李は、治療のために釈放されていた呉さんの家に再び侵入し、呉さんに対して健康診断を強要し、刑務所へ引き戻すよう企てた。

 今年6月3日から連続2日間、李と同行していた数人の警察が、馬鴻慧さんと妻の鄭桂芝さん、陸桂霞さん、趙春霞さん、趙福霞さんを不当に逮捕した。また6日、李は呉井剛さんを連行した。そしていずれも自宅に押し入り、大量の家財を没収した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/8/261285.html)
 
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