山西省:刑務所と610弁公室が結託 刑期満了日に法輪功修煉者を釈放せず
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 【明慧日本2012年8月20日】山西省の法輪功修煉者・斉明喜さんは晋中刑務所で7年間の獄中生活を強いられてきた。今年8月9日の出所当日、610弁公室に連行され、迫害され続けた。

 釈放日の2週間前、斉さんの家族はすでに尭都区公安局の警官らに嫌がらせを加えられた。当時、610弁公室のメンバーが転向を拒否した人を引き取り、「三書」の作成を終えるまで釈放するという上級部門の命令によって、斉さんを迎えに来ることを止めるよう脅された。

 釈放日、斉さんの家族は、当局の圧力を恐れず、斉さんを連れ帰れるために刑務所へ行ったものの、拒否された。そして、610弁公室が現場に着いたところ、数人の家族から斉さんの妻子2人しか入場を許されなかった。続けて、同乗していた斉さんの妻子が610弁公室の車で連れ去られたが、最終的に斉さんの妻子は家へ帰された。

 現在、斉さんは臨汾地区の「浩嘉大酒店」で監禁を強要されており、周辺を警備する村の役人や派出所に交代で監視されている。

 情報によると、中監獄は釈放日に、斉さんを迎えに来た家族が610弁公室に従わなければ、斉さんの家族全員を捕まえることと企てていたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/14/261567.html)
 
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