青島市:即墨市610弁公室 家宅侵入し30万元剥奪
【明慧日本2012年8月21日】山東省青島市の即墨市610弁公室は今月1日朝5時頃、大勢の警察を動員し、消防車の長い梯子を用いて、3階に住む法輪功修煉者・王偉さんの家に押し入った。王さん一家はこの不法侵入に大変驚かされた。
王さんの子供(6歳)は、突然の騒動にパニックとなり、大きな声をあげて泣いた。同時に、父親を連れ去ろうとした警察の足を両手で止め、父親の連行を止めようとした。しかし、警察は狂ったかのように良心の呵責もなく子供を足で蹴り飛ばした。続けて、王さんの家にあった残高30万元の通帳と3500元の現金などをすべて脅し取られた。
これらの行為は、山東省610弁公室が長い間にわたって手配したものだという。
家族は治安大隊へ行き、王さんの無罪を訴え、不法な連行行為を非難した。そこで、加害者の一人であった魏閻章は「王は法律違反だ」と言い張り、王さんの家族を追い返そうとした。しかし、魏は王さんの状況を尋ね続ける家族に、罪を追及されるのを恐れ、「自分たちには解放する権限がなく、他部署の刑事部門に申し出るしかない」と家族を騙した。
即墨市610弁公室は地元の派出所や公安局と結託して、8月1日朝6時30分に大勢の警察を動員し、7時50分から大規模な逮捕行動を実施した。これにより、少なくとも20数人の法輪功修煉者が強制連行された。
情報によると、王さんと父の王学森さんは、いずれも即墨留置場で監禁を強いられており、睡眠をはく奪され、不当尋問を行われる日々となっているという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)