深セン市:証拠捏造で4度送検 法輪功修煉者に不当判決
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 【明慧日本2012年8月22日】広東省深セン市に在住の法輪功修煉者・李紅洲さん(38歳男性)は先月、深セン市福田区裁判所に懲役4年の不当判決を宣告された。李さんは裁判結果を不服として上訴した。

 李さんの案件は証拠不足のため、3回も差し戻された。昨年8月末、福田区610弁公室の警官は証拠を捏造して李さんの案件を送検し、これで4度目となった。弁護士の話によると、案件が2回も差し戻された場合、拘留された人を釈放しなければならないが、警察のやり方はすでに法律に違反しているという。

 今年2月23日、李さんの案件に対して、裁判官は「証拠不足だ」と言ったばかりだが、その1カ月後の3月22日午後、「新たな証拠が見つかった」と言い、李さんに対する裁判を開廷したという。

 今年3月26日朝9時過ぎ、福田区と福強路派出所の警官10数人は李さんの自宅に不法侵入し、何の証明書の提示もなく、李さんと妻・湯清華さんの身柄を不当に拘束した。その後、警官は李さんの自宅の家宅捜索を行い、パソコンなどの私財を没収した。

 その後、李さんは福田区刑務所に拘禁されたが、妻が妊娠しているため、釈放された。

 李さんの両親は、一人息子が拘禁されたことを聞いて、大変ショックを受け、父親は精神に異常をきたした。その後、家族のもとに届いた李さんの逮捕通知書には、責任者の署名もなかったという。

 現在、李さんは刑務所に拘禁されてから1年が経過したが、1歳になる子供の顔さえ見ることができない。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/8/11/261428.html)
 
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