文/重慶市の大法弟子 芸龍
【明慧日本2012年8月24日】
先に自分を修めてから印刷機を修理する
最後の作業はDVDの表紙の印刷です。プリンタにインクを入れると、A4紙にきれいな画像を印刷出来るのですが、プリンタが故障したために出来ませんでした。私は自分でこの問題を解決することにしました。天地行技術論壇(訳者注:主に中国大陸の大法弟子向けに技術的なサポートを行っているウェブサイト)からトラブルの解決方法をダウンロードし、順番に探しましたが、故障部分を見つけることができず、しかもカバーの左にあったフックが折れてしまったので、しかたなく作業を停止しました。
修煉者は何かトラブルに遭った時、無条件で内に向けて探すべきです。私は内に向けて探して、本当に驚きました。私は自我を実証し、自分の技術がどのくらい高いかを実証しようとしていたのではないでしょうか。最初から基点に歪みがあったのです。技術は常人のものです。常人の技術を身に着けることを修煉と思ってはならず、学法と心性を修めることこそが大法を実証する根本です。特に技術に依頼する観念、技術を通して解決できるという考えは法に則っておらず、修煉の角度から問題を見ていませんでした。「心性を先に修めてから機械を修理する」という明慧ネットの文章のように、内に向けて探し、歪みを直してから技術で対処すれば、故障はすぐ解決するのです。
同修たちは私たちの作業に妨害が現れていることを知り、ある同修はプリント用の資料、ある同修は故障を解決する技術資料、ある同修は古いキャノン製IP4200プリンタを送ってくれました。ほかの資料を作成している同修は普段は来ないのですが、今回「人を救い済度することは寸刻を争いますから、私は先にこれをプリントします」と言ってくれました。私たちは交流を通して、いくら忙しくても、しっかり学法を続けなければならないと認識しました。法をしっかり学ぶことは、すべてのことをしっかりやる根本で、無条件で内に向けて探し、形にとらわれず、真剣に対応しなければならないと思いました。
技術の向上は修煉状態に従います。この時期、関を乗り越えることができ、心性が向上すれば、技術の向上も速いことを、私は学法を通して理解できましたので、内に向けて探し、心の状態を調整し、自分を正しました。折れたプラスチックのかぎは2回接着しても効きませんでしたが、今回、とてもよい具合に接着できました。プリンタも正常に戻り、DVD制作の仕事はまた正常に回復しました。
師父は私に機械を修理させるだけでなく、自分の修煉状態に現れた問題が見えるようにしてくださいました。いくら神聖な事でも、向上のために、何を第一位に置くかを考えるべきです。問題が現れた時、機械の問題を先に探すのか、それとも自身の問題を先に探すのかです。自身に問題がなければ、機械のどの部分に問題があるのか、または正念を先に発して師父の加持を求めるのか、これも師を信じ、法を信じるか否かの現れです。一つの思惟、一つの念で、人であるのか、神であるかも見えてくるのです。
神韻DVDの配布
世人に神韻DVDを配布することは法を正す時期の重要なプロジェクトです。今年、私たちがDVD制作を早めたのは、同修たちがお正月に親戚や友達を訪ねるときに配布したいからでした。
乙さんは神韻DVDの配布を担当し、同修の状況によって数量を決め、配布した状況によって供給量を把握し、再制作を決め、同時に神韻DVDを受け取りに来た同修と交流しました。制作した1枚1枚の神韻DVDはみなとても貴重で得難いものですから、DVDの配布は真剣に行い、本当に衆生を救い済度する役割を果たさなければなりません。
私たち地区の同修たちは地区の環境に合わせ、正しい念と正しい行いで、神韻DVDを制作することで衆生済度の役割を果たしました。農村のある同修は対面で神韻DVDを広く配り、都会の同修はお正月に親戚や友達を訪ねる時を利用し、主流社会の人に配りました。同修から寄せられた常人の感想を見て、神韻DVDは衆生を救い済度する効果が非常によかったのです。今、同修たちはDVDを一軒一軒に配布していません。同修はDVDがVCDプレーヤーでは映らないことを心配して、配布するとき、DVDを配布するか、VCDを配布するかで悩みました。学法を通して、衆生を救い済度することは実際は師父がやっていらっしゃると知りました。私たちがDVDを配布するとき、師父の法身が私たちのそばにおられ、私たちを保護していらっしゃいました。私たちに恐怖心がなく、慈悲で純粋な心があれば、師父の加持の下でDVDの配布は重複することなく、縁がある人に配られるのです。
神韻公演のDVDは、師父が法を正される時期の大法弟子にとって、衆生を救い済度する威力無比な法器です。私たちは師父の要求に従い、師父が法を正される過程にしっかりついて行き、十分な正念で神韻DVDを用いて、衆生を救い済度しましょう。これは、誰もができることではなく、大法弟子だけの栄光で、師父からいただいたこの上ないチャンスを大事にしなければなりません。
以上は私の修煉体験と感想でした。私は新しい学習者です。法に符合していないところがあれば、ぜひ慈悲にご指摘ください。
師父に感謝申し上げます。 合掌!
(完)
(第8回明慧ネット中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/21/129611.html)