拷問の実演:電気ショックを加えられる |
上海:刑務所に拘禁中の法輪功修煉者 電気ショックを加えられる
【明慧日本2012年8月28日】上海市に在住の法輪功修煉者・劉鵬さんは2008年、中共(中国共産党)当局の裁判所に懲役5年の不当判決を宣告され、上海提籃橋(ていらんきょう)刑務所に拘禁された。第6監禁エリアに拘禁された劉さんは長期にわたって、警官にスタンガンで電気ショックを加えられたという。
2010年6月、劉さんは刑務所の第2監禁エリアから第6監禁エリアに移された。劉さんは第6監禁エリアに収容されてすぐ、警官の指示を受けた受刑者に殴打され、右足の大腿骨を骨折した。同年7月27日、長期にわたって劉さんとの面会を許されなかった家族は、いろいろな関係部門に訴えた結果、やっと劉さんと面会できた。家族は面会したとき、劉さんの手に傷があり、首元にも目立つ傷跡が見えたという。
第6監禁エリアで、警官は受刑者に「毎日、劉を朝7時から9時まで、壁に向かって立たせろ」と指示した。また、受刑者らは小部屋で高音用のスピーカーを使って劉さんの耳元で大声を出し、劉さんの耳に障害を負わせた。警官は1年以上にわたって、劉さんにスタンガンで電気ショックを加えたという。
劉さんと妻・張許枚さんは、ともに華東師範大学で修士課程を終了した。その後、劉さんは上海公安専科学校の教師になった。劉さん夫婦は法輪功を学んでいるという理由で、1999年7.20以後、中共当局からいろいろな迫害を加えられてきた。
2000年7月上旬、子供が産まれて3カ月しか経っていないのに、劉さんは江蘇省大豊市四岔河にある上海第1労働教養所に拘禁された。
2008年2月、劉さん夫婦は徐匯(じょかい)区の警官に不当に身柄を拘束された。その後、劉さんは懲役5年の実刑判決を宣告され、2009年3月10日に上海提籃橋刑務所に拘禁された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)