山東省:地方政府が「法輪功迫害に全力投球せよ」のスローガン
【明慧日本2012年8月28日】「殺人、放火の犯罪事件を見過ごしても、法輪功迫害に全力投球せよ」これは、山東省膠州(こうしゅう)市洋河鎮政府のスローガンとして当地の役人らが唱えている言葉だ。
今年8月5日、宝山鎮派出所は、人々に法輪功の真相を伝えていた崔文芬さん(58歳女性)を連行し、24時間以上にわたって不当尋問をしたが、崔さんから何の情報も手に入らなかった。しかし、同派出所は610弁公室など数箇所の上級部門に修煉者を捕まえた業績として次々と報告し、吹聴し回った。
1999年7.20以降、法輪功が迫害されて以来13年間、中共当局は中国国内において各地で修煉者の情報を集め、迫害する組織を設置し、法輪功に対する前代未聞の残酷な迫害を行い続けてきた。しかし、この弾圧政策に追随してきた膠州市洋河鎮政府は、上級部門に圧力をかけられた状況下で地元の修煉者への迫害を強化した。
そのため、8月19日、地元政府の役人らは、休日にもかかわらず、「殺人、放火の犯罪事件を見過ごしても、法輪功迫害に全力投球せよ」というスローガンを掲げ、市町村の警察に指示したうえ、修煉者に対して調査・嫌がらせ・尾行・監視・見張り・不当連行などの迫害を行った。
現在、崔さんは膠南市留置場での不当拘留を20日まで強いられ、21日から610弁公室により秘密裏に連れ去られたあと、行方不明になっている。