陜西省:出版社社長が不当拘禁 面会禁じられる
【明慧日本2012年8月29日】陜西省の中国桂冠詩社の社長・塗騰さん(34)は今月13日午後、西安市大雁塔付近のコーヒーショップで法輪功の真相を伝えたとして、同席していた李暁輝さんらと共に警察に捕まった。2日後、家族は、西安市長楽坊派出所からの電話により、塗さんが拘留された後、裁判を開かれる予定になっていることを知らされたうえ、詳細不明な書類に署名するよう強制された。この電話は形式的なもので、主な目的は迫害の不法性を濁すことである。
迫害の当日、塗さんが連行された後、警察は不法に家宅捜索し、令状の提示もないまま、家にあったパソコンや携帯電話などの貴重品を没収した。上記のすべての不法行為は、2012年6月から国家安全保衛大隊が手配したものだという。
8月19日午後、塗さんの彼女は収容所へ行き、衣服などを仕送ったが、面会さえできずに塗さんに関する情報は一切知らされなかった。
現在、塗さんは李暁輝さん、謝晶さんと共に、西安市碑林区収容所で留置され、面会禁止令を出された。
河南省出身の塗さんは、陜西省西安市未央区に移住した。2007年、「文化研究」「公共教育」「学術交流」を経営理念に、出版社・中国桂冠詩社を設立した。陜西省西安市の学術界や文学界において高い評価を博していた。
塗さんは2009年に法輪功を習い始めた。それ以来、タバコなどの多種の悪習をやめ、長年の悪習から解放された。そして、法輪功の修煉に精進するにつれ、健康な身体を手に入れた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)